鳳凰星座の一輝単語

• 概要
• 必殺技
• 勝敗
• 関連項目
• 掲示板

鳳凰星座の一輝とは、車田正美の漫画『聖闘士星矢』の登場人物である。

概要

守護星座に鳳凰星座(フェニックス)をもつ青銅聖闘士(ブロンズセイント)。
担当声優は堀秀行(初代)、小西克幸(二代目)、上村典子(幼少期)、杉田智和(三代目)
ミュージカルの担当俳優は稲垣吾郎(91')、広瀬友祐(11') 

異母兄弟に星矢、氷河、紫龍、邪武、那智、市、檄、蛮、星華。
父母完全一致兄弟に瞬。

デスクイーン島でギルティーの下で修行を受け師を倒す事によって、聖闘士の資格を得る。
史上初の鳳凰星座の聖闘士。

その性格は苛烈にして非情。群れることを嫌いぎりぎりまで他の聖闘士と行動を共にしない。ただし、瞬のピンチには颯爽と駆けつけており、仲間の危機にはプライドを傷つけ無い程度の支援を行う。

その強さは青銅聖闘士しては常軌を逸しており、聖闘士の資格を得るとたった一人で聖衣もなしに暗黒聖闘士らを撃破して彼らを配下に置いており、上位の白銀聖闘士にもその話が伝わり名前を覚えられている。黄金聖闘士のミロは「青銅聖闘士が白銀聖闘士を倒した話など聞いたことない」と言ってるにも関わらず、白銀聖闘士を己の実力で堂々とうち破っており、その後も作中最強クラスの敵達と戦って、かなりの名勝負を繰り広げている。

十二宮編ではラスボスである双子座のサガにほとんど相手にならず敗北したが、ポセイドン編ではサガに匹敵する実力者であるカノンに対し苦戦しながらも食い下がっており、ハーデス編ではカノンを追い詰めた敵軍筆頭の一人であるアイアコスに対し多少のダメージは負ったものの完勝。星矢を救うために前聖戦の時代まで遡った過去の世界においては、サガの先代双子座の黄金聖闘士であるカインを鳳翼天翔で後ずさりさせて驚愕させ、返礼として受けた双子座最大の奥義であるギャラクシアンエクスプロージョンを大ダメージ受けながらも凌いでる。

その成長は留まるところを知らない。

身に付けた聖衣

• 鳳凰星座の青銅聖衣
• 獅子座の黄金聖衣
• 鳳凰星座の神聖衣

必殺技

作中の主人公達は状況に応じ新技を繰り広げてきたが、一輝に関しては、終始一貫して2種の技を使う。

• 鳳凰幻魔拳 

  一輝の真骨頂とも言える相手の精神を攻撃する必殺技。
  この技に掛かった者はトラウマ級幻覚を見せ付けられ精神がズタズタにされ、その影響で戦闘力が激減してしまう。
  精神を直接攻撃するこの手の技に対処できる者が少なく、さらに一輝自身の精神攻撃の扱いも作中最強クラスの双子座のサガに匹敵するほどなので有用性が非常に高い。

  観戦者からすれば相手が勝手に倒れることも多い為、正体が解らずただただうろたえるのだが、少年漫画のお約束故一輝は自分で種明かしをしてしまう...。
  
  そして一輝のサドッぷりをいかん無く発揮する超級ドS技でもある。
  特に格下の相手に放つ鳳凰幻魔拳は、読者にもダメージを与える位にグロイ。
  (マグマに沈む、肉親のゾンビ化、特に那智に対する四肢爆散は今のジャンプでは掲載不可では無かろうか?)
  また、威力の調整を行えば、精神を傷つける事無く、自白等を強制し、相手を意のままに操れる汎用性の高さをほこる。
  ただし、修羅場や地獄を潜り抜けてきた者には効果が薄く、一輝自身、氷河に反射された鳳凰幻魔拳を喰らったが、大したダメージは無かった。

• 鳳翼天翔 

  フェニックス最大の奥義! とよく叫びコマぶち抜き、見開きで炸裂する一輝最強の技。
  振りかざした腕から放たれる拳圧と炎で相手を吹き飛ばす。
  場合によっては相手は遥か彼方まで吹っ飛んでしまう。
  ただし、格上の相手には涼風の如くあしらわれる事も多い。
  その他大勢をまとめてなぎ倒す際にも使われる使い勝手の良い技。
  初期の頃は、「半死人のおまえらごとき鳳凰のはばたきひとつでけしとぶわ!!」と「鳳凰の羽ばたき」に準えて表現していたが、VSサガにて「炎の拳」と形容された。
  またvsアイアコスにて「星をも砕け散るフェニックスの羽ばたきを!!」と自ら形容しており、ギャラクシアンエクスプロージョンと同等レベルにまで成長したと主張している。

上記の技の他に鳳凰正座の聖衣がもつ自己修復能力になぞらえた彼自身の不死身っぷりも彼を最強たらしめている要因である(半ばギャグだが...)。 この倒れても蘇るという能力は"一度見た技は二度と通用しない"という聖闘士の特性と非常に相性がよく、アイアコス戦のように本来格上の相手にいなされても後にその攻撃を押さえ込むことができるようになる。また、ボスクラスの強敵相手への無謀ともいえる特攻などからもこの能力のおかげで生還できているといえる。

勝敗

一輝は作品最強クラスの敵とよく戦っている。
ここでは一輝の戦績を振り返り、改めてその強さを確認しようと思う。

内容についての解説。

• 瞬殺:相手をゴミ屑の様に一瞬で倒す。
• 圧勝:横綱相撲。相手を寄せ付けず。
• 優勢:終始有利に闘う。
• 辛勝:何とかギリギリ勝ちを拾う。
• 相打ち:ダブルKO
• 痛み分け:何らかの理由で決着付かず。
• 惨敗:追い詰めるが、逆転負けを喰らう。
• 完敗:手も足も出ず負ける。

 *1:日本-ギリシア間9778km

総合戦績

34戦21勝5敗8分

ザコを瞬殺も多いが、シャカ、サガ、カノン、アイアコス、タナトスと言ったボス級の敵と多く戦い結果を残している所は、作中最強候補1人の面目躍如であろう。

あと、その鉄拳にて胸部貫通の止めを刺す事も多い。

鳳凰幻魔拳で精神を破壊された相手も多いが、それよりもジャミアンの方が気になる。
ギリシアに到着した頃には原型を留めているだろうか?
第一発見者にとっては迷惑極まりない。
リアルで幻魔拳を体験してしまうだろう。

また、一輝の奥義を両方とも喰らったアイアコスは、スピードを上回られ、奥義を見破られ、鳳凰幻魔拳で精神がズタズタにされてと散々な目にあい、冥界三巨頭のプライドも引き裂かれるという作中最悪の負け方をしたと思われる。

リュムナデスのカーサは瞬殺されたが、内容は決して悪くない。
エスメラルダの存在さえ見抜いていれば、シャカ、サガらと並び称されていた...かもしれない。

関連項目

• 聖闘士星矢
• 聖闘士星矢 冥王神話
• 聖闘士星矢Ω
• 週刊少年ジャンプ
• エスメラルダ走り
• 死ぬ死ぬ詐欺

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