この記事で扱っているのはアニメ版での事項が主です。 原作(PS2版)及びその他派生作品での彼については 「番長(ペルソナ4)」を参照してください。 |
鳴上悠(なるかみ ゆう)とは、アニメ「Persona4 the ANIMATION」
及び「Persona4 the Golden ANIMATION」の主人公である。
基本情報
両親の転勤の都合で都会から田舎町へ引っ越し、
母方の親戚である堂島家へ居候している。
高校2年生の1年間を、八十神高校で過ごす。
独特な雰囲気を持った本作の主人公。
(Persona4 the ANIMATION公式サイトより)
概要
「Persona4 the ANIMATION」、「Persona4 the Golden ANIMATION」の主人公であり
原作(PS2用ゲーム「ペルソナ4」、PSVITA用ゲーム「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」)における「番長」である。
両親が海外へ転勤するということで、親戚の堂島家へ1年間居候することとなった。
しかし、ある日を境に、稲羽市で起こる事件に関わることになっていく…。
Persona4 the ANIMATION
人物像
口数は少ないものの、裏表なく、人付き合いも分け隔てない青年。
口数に関しては原作である「ペルソナ4」の主人公が「喋らない主人公」であったことを反映してのこと。
が、折々の場面で呟くように言う台詞はどれも的確で人を惹きつける不思議なカリスマ性を持つ。
後述の「>そっとしておこう」をはじめ、あまり積極的に前に出るタイプではなく、その場の雰囲気に乗せられて断れないまま巻き込まれているというケースが多い。
そのため、真面目なシーンをきっちり締める主人公であったり、コメディリリーフとして(天然)ボケをかましたりと非常にマルチなキャラクターとなっている。
12話では美津雄の影の精神攻撃により「自分が1年間しか稲羽市にいられず、そのため事件が解決すれば皆との絆が薄れていってしまうのではないか」 という内心抱いていた恐怖を暴き出され窮地に陥るも、陽介ら自称特別捜査隊の力によって助け出される。
その後彼らとの絆を再確認するように度重なるペルソナチェンジによる怒涛のラッシュで美津雄の影を撃破、「君も一人だ」という言葉を払いのけ自分自身を確立した。
その後、12話を境にペルソナ4でプレイヤーが選べるネタ台詞を積極的に選ぶという面白天然化が進行。ギャグシーンでの存在感も非常に濃くなった。ツッコミ要因が冗談抜きで陽介だけになってしまった。 >そっとしておこう
更にナナコンも加速。P4Uでの『鋼のシスコン番長』というキャッチフレーズを納得させるだけの言動も増えてゆく。
ただ、天然という朴念仁が過ぎるのか、数多くの女性陣から片思いされるに留まっている点は『6股をかける番長』と言われるペルソナ4原作とは異なる点である(一応、ジゴロとしての自覚はある様子。何より倫理的にアウトなのでアニメにはならないだろう)
ステータス
ゲーム作中では重要なイベント、選択肢を起こすために必要なステータス。
アニメではCMアイキャッチの時にグラフ化されて表示される。
アニメ1話では全レベル0という体たらくであったが、話が進むごとに少しづつ伸びていき、23話にて全てMAXに。
そして、この回にて完食するには、
全てが必要とされる愛家のスペシャル肉丼も
完食することが出来た。 (しかも早い!)
Lv0 | Lv1 | Lv2 | Lv3 | LV4 | Lv5 | |
---|---|---|---|---|---|---|
勇気 | 意気地なし | なくはない | 頼りになる | 怖いものなし | 冒険者級 | 豪傑 |
根気 | 腑抜け | 若者級 | 粘り気味 | 筋金入り | 半端ない | タフガイ |
寛容 | 心貧しい | それなりに | 情け深い | 太っ腹 | 菩薩級 | おかん級 |
伝達 | ちぐはぐ | そこそこ | 話し上手 | 聞き惚れる | 心に響く | 言霊使い |
知識 | 世間知らず | 歳相応 | 広め | 物知り | 博士級 | 生き字引 |
ペルソナ
「ワイルド」と呼ばれる特殊な素質を持っている。
マーガレット曰く、数字の「0」のように、無限の可能性を秘めた力である。
そのため、「ペルソナチェンジ」が使えるようである。
アニメでの「ワイルド」能力では、コミュが成立したアルカナを自らのペルソナとして扱うことができる。
と言った描写であり、基本的に各アルカナで1体ずつのペルソナを扱っている。
ちなみに、公式ツイッターによればペルソナ合体の際には
「合体のベースとなるアルカナ」と「合体後のアルカナ」は、それぞれ取得済みであることが条件となっているとのこと。
ペルソナ | アルカナ | 初出回 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
イザナギ | 愚者 | #1 | 「You're myself, I'm yourself」 | 初期ペルソナ |
ジャックランタン | 魔術師 | #3 | 「 We are friends, aren't we?」 | 放送日時がハロウィン |
アラミタマ | 戦車 | #4 | 「Somewhere not here」 | |
ラクシャーサ | 剛毅 | #7 | 「Suspicious Tropical Paradise」 | |
ヤマタノオロチ | 月 | ペルソナ合体:魔術師×女教皇 | ||
マカミ | 刑死者 | #12 | 「It’s Not Empty At All」 | |
キングフロスト | 皇帝 | |||
ハイピクシー | 女教皇 | |||
リャナンシー | 恋愛 | |||
ゲンブ | 節制 | #16 | 「Although the Case Was Closed」 | |
アラハバキ | 隠者 | #17 | 「I Want to Know the Truth」 | |
アバドン | 塔 | |||
モト | 死神 | |||
ベルゼブブ | 悪魔 | 悪魔コミュMAX | ||
サトゥルヌス | 星 | #22 | 「It's just like Heaven」 | |
アトロポス | 運命 | |||
タムリン | 太陽 | |||
コウリュウ | 法王 | 法王コミュMAX | ||
スラオシャ | 正義 | 正義コミュMAX | ||
イシス | 女帝 | #25 | 「We Can Change The World」 | 女帝コミュMAX |
ルシファー | 審判 | 審判コミュMAX | ||
伊邪那岐大神 | 世界 | True End Episode | 「No One Is Alone」 | 幾万の真言 |
Persona4 the Golden ANIMATION
人物像
前作とは異なり、若干積極的になっており、かなり天然な感じとなっている。
それはまるで前述のステータスが全てLv5になっているかのようであるともとれる。
そのためか、一部視聴者からは「二周目」「本人周回済み」「強くてニューゲーム」などと呼ばれていた。
…とおもいきや、マヨナカ生テレビ ザ・ゴールデンにて、「二周目以降」と「(※)全ステータスMAX」であることを浪川氏が自ら発表している。
(※)前述の「勇気」「根気」「寛容」「伝達」「知識」のこと
ペルソナ
前作「P4A」と同じく,「ワイルド」の素質を持っており,「ペルソナチェンジ」が使うことができる。
各アルカナで1体ずつのペルソナを扱い戦うやりかたも前作と変わっていない。
第1話では,前作と同じく初めて召喚したペルソナはイザナギだが,大量のシャドウ「虚言のアブルリー」に対して,強力なスキルを次々と発動させ,P4GAでの新たな戦闘BGM「Time To Make History」も相まって,多くの視聴者の度肝を抜いた。
ちなみに,公式ツイッターによれば,このときにイザナギが使用したスキルは,
「コンセントレイト」,「マハジオダイン」,「木っ端微塵切り」,「刹那五月雨撃」と公開している。
ペルソナ | アルカナ | 初出回 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
イザナギ | 愚者 | #1 | 「THE GOLDEN DAYS」 | 初期ペルソナ(二週目,事故ナギ) |
マダ | 魔術師 | #7 | 「It's cliche, so what?」 | 魔術師コミュMAX |
フツヌシ | 戦車 | 戦車コミュMAX | ||
スカアハ | 女教皇 | 女教皇コミュMAX | ||
オーディン | 皇帝 | 皇帝コミュMAX | ||
イシュタル | 恋愛 | 恋愛コミュMAX | ||
ノルン | 運命 | 運命コミュMAX | ||
ルシフェル | 星 | 星コミュMAX | ||
コウリュウ | 法王 | 法王コミュMAX | ||
スラオシャ | 正義 | 正義コミュMAX | ||
マガツイザナギ | 道化師⇒欲望 | 欲望(道化師)コミュMAX | ||
ヨシツネ | 塔 | #10 | 「Not a friend anymore」 | 「虚ろの森」にて,マーガレットから譲渡 |
伊邪那岐大神 | 世界 | #11 | 「Let it OUT! Let it GO!」 | クスミノオオカミ戦にてイザナギが転生 |
カグヤ | 永劫 | #12 | 「Welcome Home」 | 永劫コミュMAX |
鳴上語録
どんどん追加してあげてください。
P4A Persona4 the ANIMATION | |||
---|---|---|---|
セリフ | 回 | 備考 | |
そっとしておこう | #1 | 「You're myself, I'm yourself」 | 原作(PS2版)でもよく出てきたセリフ |
#7 | 「Suspicious Tropical Paradise」 | ||
#8 | We've lost something important again」 | ||
#11 | 「Catch Me If You Can」 | ||
あ、間違えた… | #2 | 「The Contractor's Key」 | 陽介を殴ったあとのセリフ |
録画しとけばよかった… | #3 | 「We are friends, aren't we?」 | 電話をかけてきた陽介に言ったセリフ |
えーと…エビ? | #5 | 「Would you love me?」 | |
この水着は…!ハイカラですね! | #6 | 「I'll beat you, and beat you good」 | 堂島遼太郎から水着をもらったとき |
ないわぁ… | マヨナカテレビに映った完二を見たとき | ||
見ちゃった…録画したけど | #7 | 「Suspicious Tropical Paradise」 | 陽介「いらねーよ!!」 |
くっ…無いッ!! | 陽介「鳴上!録画できるもん持ってねーか!?」 | ||
ですよね | #7 | 「Suspicious Tropical Paradise」 | 鳴上(そっとしておこう…) 雪子「鳴上くんも行くよ」 |
#10 | 「Real Me Doesn't Exist」 | マヨナカテレビ録画に失敗。ですよね… | |
新食感だった… | #8 | 「We've lost something important again」 | 千枝・雪子合作カレーを食べた感想 |
夜はパスで | 完二「先輩!俺のこと受け入れてくれたんじゃ…!?」 | ||
よし、行ってこい | 完二「今から女子のテント行ってくるっす! 漢、見せてやるっす!!」 | ||
ストラップ、美味しそうだね | #9 | 「No one sees the real me」 | りせの携帯ストラップはがんも型 |
ハイカラだろ? | #8 | 「We've lost something important again」 | 完二「ハイカラっすね!」 |
#9 | 「No one sees the real me」 | りせ「なんか、ドラマみたい」 | |
俺は…空っぽじゃない! | #12 | 「It’s Not Empty At All」 | りせ「先輩、今のうちに!」 完二「頼んだっすよ!」 雪子「お願い、鳴上君!」 千枝「ガツンとやっちゃって!」 クマ「センセイの出番クマ!」 陽介「おいしいとこ、持ってけ!」 |
今度こそ奴を…! …ペルソナ!! |
#14 | 「A Stormy Summer Vacation 2/2」 | VS魚 |
キングだ(シャキーン …2番が、膝に座る…! |
#15 | 「The Long-Awaited School Trip」 | 少し本気を出してしまった |
みなぎってきたぜ! | #17 | 「I WAnt to Know the Truth」 | 老化復活後。このセリフと共に6身合体でベルゼブブ召喚。みなぎった結果がこれだよ! |
また逃げるんですか? 菜々子には父親が必要です |
#18 | 「Anniversary to Become a Family」 | 堂島に菜々子と向き合って欲しい思いから発した言葉 |
いいかお前達、ミスコンというのはだな―― (そして30分経過)――つまり、いいから出ろ |
#19 | 「It's School Festival Day! Time to Have Fun!」 | 力説のあまり伝達力が上がる |
ウブなのね | 合コンにて数合わせのために悠が女子席に座ったとき。 それにしてもこの鳴上悠、ノリノリである |
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いただこうかしら | |||
>そっとしておけ…! | 出張営業してきたマーガレットに対して。 どうやらジゴロとしての自覚はあるらしい |
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ここは勇気を振り絞って…この場に留まる! | #20 | 「We'll all meet at the AMAGIYA Hotel」 | 女湯に男性陣が結果的に鉢合わせしてしまった時のリーダーとしての発言。だが桶の雨を降らせられ結局撤退 |
ペルソナァァーーー!! | 菜々子に痴漢と誤解(?)された時の魂の叫びin卓球。 さすがにこの時ばかりは悠も荒れた |
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それじゃあその男と同じだ!! | #23 | 「In Order to Find the Truth」 | 生田目に対する憤りを必死に堪えてのセリフ |
落ち着け陽介!考えるんだ…もう一度。真実を知るために | |||
あの時思い留まったのは…本当に正しかったのか…俺は…?クソッ…! | みんなを帰した後、一人戻ってきた陽介に対して。号泣する悠に陽介は黙って肩を貸した | ||
なかなかの戦いだった… | ステMAXのためスペシャル肉丼完食 | ||
陽介、殴り合えば対等だ | #24 | 「The World is Full of Shit」 | 陽介と「対等」になるための河原での殴り愛 |
寂しいのは、どっちだ | ついに真犯人と対峙した時のセリフ群。 現実の世の中を唾棄する犯人に対する悠の表情は終始哀れみを向けていた |
||
可哀想に… | |||
さぁ、行こうか | |||
そんなもの…真実じゃない! | #25 | 「We Can Change The World」 | 身勝手な理屈を並べ立てる真犯人に対する反論。台詞は特におかしくないが、その時にとったポーズのせいで視聴者にネタ扱いされてしまう事に… |
現実と向き合え! | 形勢逆転し、真犯人に向けて言い放ったトドメの一言 | ||
違う…現実も悪くないって…あいつらが教えてくれたんだ…! | 霧に包まれることこそが人の望みという霧を生み出した元凶に対する反論。他者との関わりを避け続け、孤独に生きてきた少年の面影はもう感じられない | ||
あいつらと…一緒なら…世界だって…変えられる…! | |||
ペルソナ…! | クマ「センセイ!出番クマー!」 直斗「先輩!任せましたよ!」 りせ「愛してるよ!先輩!」 完二「ガツンと一発決めてくれー!」 雪子「信じてるよ…鳴上君!」 千枝「オッケー!世界は君に託した!」 陽介「任せたぜ!相棒!」 |
||
P4GA Persona4 the Golden ANIMATION | |||
セリフ | 回 | 備考 | |
押忍 | #1 | 「THE GOLDEN DAYS」 | 堂島「体育会系か。」 |
誰が落ち武者だ | モロキンの「いわば、落ち武者だ。」に対する返し | ||
腐りかけが一番美味しいからな | |||
行けるところまで…! | テレビの中に入ろうとしたところを 陽介たちに止められた際に。 |
||
ハイカラだな | マリーの初ポエムを聞いた時に | ||
それだ! | #2 | 「THE PERFECT PLAN」 | |
陽介が楽しそうだったから | |||
そっとしておこう。 | |||
ああ。レッツ、密着! 密着なしで! |
|||
儚い夢だったな…陽介… | |||
やじやじー | |||
私だ。 | |||
18時までに帰らなければ、菜々子に一人で夕食を取らせることになる… そんなことは許容できない! |
この際、テレビ欄を模した鳴上悠の予定表を縦読みすると「▽菜々子大好き」となっている。 | ||
完 璧 だ … ! | |||
ガスボンベ一本入りましたー! | |||
ドロー! | |||
菜々子…いま…帰ったよ…。 | 真っ白に燃え尽きてしまっている。 | ||
青春だな | #3 | I have amnesia, is it so bad? | |
だいたいあってる。 | |||
ご立派様が…! | |||
ヴィーナスの誕生とかな。 |
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