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鳶一折紙とは、橘公司のライトノベル『デート・ア・ライブ』およびそのスピンオフ『デート・ア・ストライク』に登場するキャラクターである。CV:富樫美鈴。
概要
来禅高校2年4組で士道のクラスメイト。11月11日生まれ、身長152cm、スリーサイズ:B75/W55/H79。
成績は常に学年主席であり模試でも全国トップの超天才。体育の成績もダントツであり「恋人にしたい女子ランキング」では、第3位に選ばれるなど容姿も優れているまさに完璧な少女である。 変態である点を除いては
陸上自衛隊の対精霊用特殊部隊「AST（アンチ・スピリット・チーム）」の隊員であり、階級は一曹である。若年ながら高い戦闘能力を持っていて、精霊に対しては人一倍嫌悪感を抱いている。
5年前の精霊による大火災で両親失いその復讐のためにASTに所属している。
炎の精霊＜イフリート＞と対峙した際は、命令を無視してでも倒そうとした。
士道に対して好意を抱いているが、時崎狂三からは「劣情」と評されている。
折紙が士道に抱く想いは、並大抵のものではなく「最後の心の拠り所」とまで言っている。（詳しくは原作第七巻を参照されたし）
容姿
肩に触れるくらいの白いショートヘアに、人形のような顔立ちをしており、その顔からは表情が伺えない。
しかし、笑顔はとてつもなく可愛い。（デート・ア・ライブ アンコール P53挿絵参照）
お仕事（対精霊戦闘）のときはスク水+ニーソックスで空を飛び回る。
作品内の立ち位置
士道が属する精霊との共存を図る「ラタトスク機関」に対し、精霊を殲滅しようとしている「AST」に属していることから、作品内では士道や精霊たちの敵となってしまうことが多い。そのため、読者からの人気は微妙なようで、人気投票ではあのような結果になってしまったと思われる。
また、原作が士道（ラタトスク機関）中心の視点と、折紙（AST）中心とした視点の2つを主として構成されているため、もう一人の主人公のような立場にある。
突拍子もない言動から、ネタキャラ化している気がしないこともない
変態
先述したとおり、折紙はかなりの変態である。
作品内では、以下のような奇行言動で読者をドン引き楽しませてくれている。
- 士道が家に行った際、メイド姿でお出迎え＆精力剤入のお茶を飲ませ押し倒した後、シャワーを浴びに行く
- （真那の）お見舞いに来た士道におんぶしてもらい、くんかくんか＆prpr
- 犬耳+しっぽ+ベルトの首輪で公園をデート（デート・ア・ライブ アンコール）
- 七罪の件で士道がクラスのメンバーに変態行為を働いた際、自分はされていないからという理由で胸を触らせる
- 日記をつけており、そこには士道の動作などが一分単位で書かれている。
ものによっては内容を完璧に暗記している。 - 士道がくわえているストローの反対端をくわえてちゅるる
５年前の事件
自分の力が無力だと苛まれていくうちに、力を渇望した果てに士道たちを狙うDEM社からの誘いに乗って最新の武装を手に入れる。十香たちと仲が悪いながらも共に過ごしていくうちに変わりつつあった自分自身を以前の自分へと戻さんがために士道を監禁して十香たちを殺す戦いに赴く。だが、力を全て解放した十香の前に破れる。そこに現れた〈ファントム〉から「誰にも負けない力が欲しい？」と囁かれ、〈ファントム〉から与えられた物を手にする。精霊の力の源である霊結晶（セフィラ）を。
僅かな間、吹っ飛ばされた果てに再び現れた折紙は紛れもない精霊の姿をしていた。十香と互角の戦いを繰り広げるも、四糸乃と七罪によって監禁から解放された士道によって止められる。その姿を見られたくなかった折紙は戦いをやめて撤退。自分自身に嫌悪し続けるも、狂三に対してある可能性を見出す。
狂三を尋ねた折紙は時間遡行の弾を自分に撃てと頼む。5年前の自分の両親が死んだ日へと遡行して、両親の死の歴史の改変を望んだ。そこで〈ファントム〉を攻撃した果てに見た真実は残酷なものだった。〈ファントム〉を攻撃した際の流れ弾が着弾した場所には両親だったものの残骸と自分を憎しみの目でにらむ5年前の自分。即ち、両親を殺したのは精霊と化した自分自身だった。その真実は彼女を反転させ、戻ってきた現代では虚無のままに破滅をふりまいてしまう。
戦闘能力
顕現装置の扱いに関しては「万人に一人」と評されるほどの実力者であり、全力の精霊には及ばないが戦闘能力は同組織の中でトップクラスである。
両親が殺されてから精霊を殺す事のみに全てを捧げてきたため、身体能力なども規格外レベルである。また、格闘術やスポーツにも精通している。ただし、目的のために無鉄砲な行動を取ることがあり、隊長の燎子からよく注意を受けていた。
霊装 〈神威霊装・一番（エヘイエー）〉
胸元が開いている白と金のツートンカラーのウェディングドレスのような見た目をしている。
天使 〈絶滅天使（メタトロン）〉
金色の王冠の形をしている。細長い羽根状のパーツの組み合わせを変えることで攻撃方法を変えることができ、多彩なレーザー攻撃を展開する。
【日輪（シェメッシュ）】円環を成すように組み合わり、数多の破壊力を帯びた粒をまき散らす
【天翼（マルアク）】翼のような見た目をしていて高速移動ができる
【光剣（カドゥール）】羽がバラバラに動くことでファンネルのようなオールレンジ攻撃が可能となり、霊装を貫通する無数の光線を放つ
【砲冠（アーティリフ）】王冠型に組み合わさり十香の【最後の剣（ハルヴァンヘレヴ）】に匹敵する砲を放つ
また、星宮六喰を巡るDEMとの戦いからは、〈ラタトスク〉から提供された新型CR-ユニット〈ブリュンヒルデ〉を精霊の力と重ね合わせて使用している。
反転体〈デビル〉
時崎狂三に協力を仰ぎ【一二の弾（ユッド・ベート）】で5年前の世界に戻ったが、両親を殺害したのが自分であったことを知り反転した。この状態での識別名は〈デビル〉であり、喪服のような黒い霊装を身に纏っている。顕現する魔王は黒い羽を無数に展開し、闇色の光線を放出する〈救世魔王（サタン）〉。
人気投票
2013年3月19日から、ゲーマーズ全店において行われた人気投票。
結果は、夜刀神十香、時崎狂三、五河琴里、 四糸乃に続く第5位で実質最下位である。
この人気投票はアニメ放送前のもので、原作における人気のランキングといえる。
アニメによってランキングが変動（折紙の人気上昇）が少なからずあったはずである。
関連動画
関連項目
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