鶏飯とは、
である。
概要
鹿児島県奄美群島に伝わる郷土料理。鹿児島県では給食でも出てくる。
「鶏飯」は「とりめし」と読む。
日本各地で郷土料理として存在する「とりめし」と同字異読であるため知らない人からは一緒くたにされやすいが、「とりめし」が炊き込みご飯や丼もののような形式なのに対し、「けいはん」はだし茶漬けに近い食べ物である。
沖縄の宮廷料理である菜飯(セーファン)や豚飯(トンファン)と調理法や盛り付けの仕方が非常に似ており、今から500年ほど前、まだ奄美大島が琉球王国の支配下にあったころ、王国の料理人によってもたらされ、そこから派生したのではという説が有力。
その後、奄美の統治権が薩摩に遷ったとき、島に来た薩摩の役人に地元の住民が振る舞った。
貴重なニワトリをつぶして作られるため、振る舞われる側にもそのありがたみが伝わりやすく、これ以降、大切なお客様用の料理として薩摩本土にも広まったとされる。
近年はTV番組『秘密のケンミンSHOW』での紹介やコンビニでの商品化などにより全国的な知名度を上げている。
作り方
スープには鶏ガラだけでなく丸々一匹のニワトリをぶつ切りにして使う。新鮮なニワトリを使うのがコツで味付けは塩味ベース。火が強すぎると濁りが出るので中火で、アクを取り除きながら煮ていく。
器に盛った炊き立てのご飯の上に錦糸卵とパパイヤ漬け、煮椎茸、刻みのり、刻んだネギなどの具をのせ、黄金色に輝くスープをタップリとかけてサラサラと食べる。
家庭ではニワトリ一匹分を用意するのは難しいため切り分けられた手羽先とモモ肉を使うのが一般的。
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