鶴崎修功(つるさき ひさのり)とは、東大生クイズプレイヤー。
QuizKnockのライターおよびタレント業も兼任し、ワタナベエンターテインメントに所属。
現在、ニコニコチャンネル『鶴崎修功の鶴チャン』において、不定期配信中である。
来歴
鳥取県鳥取市出身。
母はオペラ歌手の鶴崎千晴。
父の鶴崎展巨(-のぶお)はザトウムシの研究で知られる動物分類学者である。
鳥取大附属中学校→鳥取県立鳥取西高等学校→東京大学理学部数学科を歩み、同大学の大学院数理科学研究科[1]数理科学専攻修士課程を修了。2022年2月現在は左記の専攻の博士課程に在籍する、現役東大生にして数学のエキスパートである。
小学校時代に算数オリンピック、高校時代に数学オリンピックに出場し、県内1位を獲得。
もともとは京都大学進学予定だったが、数学オリンピック上位入賞者の進学先が東京大学であったことから進路を変更し、理科I類を一発合格した。
教員免許を取得しており、母校である鳥取西高校にて教育実習を行った。
ちなみに、鳥取西高校は県内屈指の進学校である。
2021年に初の自著『カジュアルな算数・数学の話』(amazon商品ページリンクに飛びます。)が刊行、現在好評発売中である。
IQ165の知識王
新歓コンパで興味を持ったことから東京大学クイズ研究会に入会したが、それまでクイズプレイヤーとしてはなかった。
しかし上記の来歴からもわかる通りの明晰な頭脳をフルに発揮し、初出演であるテレビクイズ「東大王2016」にて優勝を獲得する快挙を達成。以後、幾度かの特番枠を経てレギュラー番組となった番組の東大王チームに属し続け、2020年4月以降は水上颯からチーム大将の座を譲り受けている。
本番組にて実施したテストを自己採点し、二つ名にもある脅威の知能指数165を算出した。
経歴からもわかる通り数理系の問題が得意。また数学的に論理を組み立てる能力を応用してか、ひらめき問題も他の追随を許さぬほど強い。
他方で文系の知識も抜かりなく、東大王で謎かけクイズが出題された当初こそ苦戦を強いられたものの、あっという間に克服してしまうほど。
絵を用いた伝言ゲームであるお絵かきリレーがお気に入りで、番組内でもこのコーナーになった途端にテンションが上がるほどである。
東大王以外のクイズ番組にはあまり出演しないが、TBSの特番『オールスター感謝祭』には過去に2度の出演経験がある。このうち2018年秋の放送回では東大王チーム[2]として解答席に立ち、優勝こそ逃したものの総合成績2位という実績を残している[3]。
当番組は子供の頃から視聴しており、自分で出演するのが夢だったと語った[4]。
人物
東大王ではMCのヒロミや山里亮太などから「鶴ちゃん」の愛称で呼ばれる。
番組内でしきりに「人間に興味がない」と発言しており、芸能、とりわけ芸能人の顔写真などを用いた問題に対してはあまりやる気を見せない。
しかし幻想郷には興味があるようで、QuizKnockのYoutube動画では東方キャラに関わる発言や、共演者からのイジリが多い。また彼が愛用する眼鏡はパチュリー・ノーレッジをモチーフとしたフレームのもので、メディア等でも常に使用している。
その東方愛が高じ、東方音ゲーのライブ配信である『東方ダンマク祭』においてもレギュラーパネラーとして活動中である[5]。
関連リンク
関連項目
脚注
- *数理科学の研究が行われる大学院研究科。1992年に発足した、東京大学のみに存在する大学院研究科である。
- *伊沢拓司、水上颯、鈴木光とともに出演。
- *総合優勝は朝日奈央。
- *鶴崎の出身地である鳥取県でも、ネット局である山陰放送(BSS)にて当番組が放送されている。
- *ちなみに、ダンスのキレはめちゃめちゃ良い(参考[1][2][3])
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