鶴見篤四郎とは、漫画「ゴールデンカムイ」の登場人物である。誕生日は12月25日。CV:大塚芳忠/中野泰佑(長谷川幸一時)。実写映画では玉木宏が演者を務める。
概要
日本陸軍最強の第七師団に所属する陸軍中尉であり『ゴールデンカムイ』におけるメインヴィラン。
初登場は第5話だが顔がはっきりと映るのは第7話の最後。[1]
フルネームが出ることは稀で、基本的に「鶴見中尉」と呼ばれている。
奉天会戦で砲弾の破片に前頭部の頭蓋骨を吹き飛ばされる重傷を負ったため、頭部にホーロー製の額当てを付けている。たまに隙間から変な汁が漏れ出す。また、前頭葉を欠損したためかカッとしやすく、興奮すると噛みつくなど情緒不安定気味。
上流階級出身なこともありピアノが弾ける。
尾形から「たらし」と揶揄されるなど人心掌握術に長け、兵士の心を掻き立てトリガーを引かせるには「愛」が最も有効だと気付いてからは、様々な策略を企て、自身に心酔する兵士を獲得し、彼らを駒として使用。
帝政ロシアのウラジオストクで「長谷川写真館」を営みつつスパイをやっていた時は母型の旧姓である長谷川姓を使い、長谷川幸一と名乗っていた。このときの姿は坊主頭に丸眼鏡で、今とは打って変わってとても穏やかな雰囲気を漂わせている。
日露戦争では情報将校ながら二○三高地や旅順攻囲戦などの最前線に駆り出され[2]、そこで大きな戦果を挙げたものの[3]、失ったもののほうが遥かに大きく、同じように自分たちを冷遇する中央に反骨心を抱いていた第七師団の兵士に対し、北海道に軍事政権を樹立させるクーデターを呼びかけ、金塊争奪戦に参加。
役者であり、「ああ、こいつにもいいところがあるんだな」と読者に思わせておいて次のコマで盛大に裏切るという行為を連発する。
様々な作中人物にとっての「死神」であり、どこまでも狡猾で冷酷な合理主義者だが、とある人物の誤射によってなくなった妻と子供の遺骨を肌身離さず所持するなど、完全に人の心を失くしているわけではない。
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関連項目
脚注
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子記事
- なし
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