鷹の祭典とは、福岡ソフトバンクホークス主催ゲームのうち、ホークスの選手とファンが同じ限定ユニフォームを着て球場を盛り上げる恒例行事である。
概要
2004年から行われているイベント。入場者全員にホークスの当日着ているユニフォームと同じレプリカユニフォームが配布され、当日の球場はビジター席を除きそのユニフォーム一色で染まる。
2005年のソフトバンク初年度はビジター用の黒のユニフォームを着用して戦った。当時所属していたフリオ・ズレータも「僕も黒を着るけん、よろしくバイ!」と、ヒーローインタビューで言った一言をもじって宣伝した。
『第3のユニフォーム』である鷹の祭典用のユニフォームは2006年から登場した。2009年以降は球団歌『いざゆけ若鷹軍団』やその年のスローガンをイメージした衣装名が付けられるようになった。
数日限定のイベントだが、記念ユニフォームは祭典終了後の来シーズン以降でもファンが過去の祭典カラーのユニフォームを着ている姿を見受けられる。祭典カラーの風船も保管しているファンもいるらしい。
開催当初は福岡ドームのみの開催であったが、大阪ドーム、東京ドーム、北九州市民球場でも開催されるようになった。
2010年の『勝ちどきレッド』は、ファンの間では神話になるほど縁起のいいユニフォームとなった。最初は「広島東洋カープのファンかよ」とツッコミを入れるような真っ赤なユニフォームでしかなかったが、『このユニフォームを着用するとホークスが勝つ』といったいわゆる『縁起がいいユニフォーム』となった。埼玉西武ライオンズ戦最終節の3連戦でファンが相次いで着用し、その3連戦では逆転勝利で西武に3連勝し、シーズン優勝に繋がったという話しがある。え?ファンが着用してたけどもCSで負けたって?こまけぇこたぁ(ry
派手に負けた時やその年の開催試合に負け越した場合に鷹の災典と揶揄されることもある。特に2022年及び2023年は開催試合の戦績が1勝8敗、勝率.111と歴代で見てもかなり悪い戦績となっている。
歴代衣装と戦績
年度 | 衣装の名称 (2009年以降から) |
戦績 | 備考 |
---|---|---|---|
2004年 | 1勝0敗 | ダイエー時代 | |
2005年 | 0勝1敗 | 球団がソフトバンクに | |
2006年 | 1勝2敗 | ||
2007年 | 3勝 | ||
2008年 | 1勝2敗 | 最下位 | |
2009年 | 玄界灘ブルー | 2勝1敗 | 秋山幸二監督初年度 |
2010年 | カチドキレッド | 3勝 | リーグ優勝 |
2011年 | チャンピオンブルー | 3勝1敗 | リーグ優勝、日本一 |
2012年 | VV(ブイブイ)グリーン | 4勝1敗 | |
2013年 | ガッツパープル | 4勝2敗 | |
2014年 | カチドキレッド2014 | 6勝2敗 | リーグ優勝、日本一 |
2015年 | 熱男レボリューションイエロー | 6勝1敗 | 工藤公康監督初年度、 リーグ優勝、日本一 |
2016年 | チャンピオンブルー2016 | 3勝5敗 | |
2017年 | 1ダホー!ストライプ2017 | 6勝2敗 | リーグ優勝、日本一 |
2018年 | もう1頂!ゴールデンストライプ2018 | 4勝5敗1分 | 日本一 |
2019年 | チャンピオン奪Sh!ブルー2019 | 5勝4敗 | 日本一 |
2020年 | S15(サァイコー!)イエロー | 2勝5敗1分 | リーグ優勝、日本一 |
2021年 | 鷹(たか)く!レッド2021 | 4勝5敗 | |
2022年 | もっと!もっと!もっと!ホワイト☆ | 1勝8敗 | 藤本博史監督初年度 |
2023年 | 勝つぞー!エメラルド | 1勝8敗 |
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