鷹月殿子(たかつき とのこ)とは、アダルトゲーム『遥かに仰ぎ、麗しの』の登場人物である。声優は遠山枝里子。
概要
司が学院内を迷っているところに偶然出くわした少女。
おっとりした性格。暴走するみやびを頬を引っ張るなどしてかろやかに抑えられる数少ない人物。
幼なじみで対人恐怖症の八乙女梓乃が頼れる唯一といっていい人物である。
梓乃と同じ中学に通ってたが、梓乃がいじめられていたことに気付かなかったことに罪悪感を感じている。
放浪癖があり、講義も休みがちで出席が足りていない。自由だからというイメージを持っているのかよく海を見て過ごしている。
実家の鷹月家は1000年の伝統がある名家で、政治的にも多大な影響を与えている。
伝統と格式を重んじる両親とは対立しており、そのために従順になるよう学院に入れられた。しかし彼女は自由になることを望んでいるために彼女は卒業しようとしない(できない)のである。その関係もあり、自ら「鷹月」と名乗ることを嫌い、試験の答案などは名前だけを書くことが多い。
そんな境遇でありながらもなお、自分に依存して他の人間と関われなくなった梓乃の身を殿子自身よりも強く案じている。
海を観ていた時の何気ない会話をきっかけにして、主人公たる司のことを信頼するようになっていく。そうなった際の無防備で屈託のない様は反則的に可愛いものであり、分校ルート、及び本校みやびルートでの素っ気ない関係とは一線を画している。
中盤からは、実父を差し置いて司を「おとうさん」と慕うようになるのだが、さすがに反則どころか犯罪に近い。
ルートの終盤にミレニアム懸賞問題(だったかな…)の一つを解いてしまうほどの頭脳の持ち主であることがわかる。解いた後で彼女の親が手のひらを返したようなのだが当然のごとく殿子には完全に無視されてる。
殿子の周りの人物
鷹月幸三、佐久子夫人
殿子の実父、及び実母。鷹月家の現当主夫妻にあたる。
純血主義者の典型例であり、一人娘の殿子に(恐らく婿養子を取らせて)家を継ぐこと以外を期待していない。
梓乃シナリオでの描写(分家が鷹月の家督を狙っている)から察するに、分家筋に適齢の男子がいる可能性があるが、彼らはその存在を無視しているようだ。
仁礼栖香の父と名前が同じだが、偶然の一致か意図的なものかは謎。
関連動画
関連項目
遥かに仰ぎ、麗しの | ||
登場人物 (太字は攻略可能キャラ) | 主人公 | 滝沢司 |
本校系 | 風祭みやび - 鷹月殿子 - 八乙女梓乃 - 三嶋鏡花 | |
分校系 | 仁礼栖香 - 相沢美綺 - 榛葉邑那 - 上原奏 | |
その他 | リーダ - 暁光一郎 |
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