鷹村守とは、少年マガジン連載のボクシング漫画「はじめの一歩」に登場する人物である。(CV:小山力也)
概要
物語冒頭で一歩をいじめから助けたプロボクサー。
一歩は鷹村の強さに憧れ、プロボクサーへの道を歩み始める事となる。
その強さは作中で最強とも言われており、熊に殴り勝ったというとんでもないエピソードがある。鴨川会長曰く、出会った時から日本チャンピオン級の実力の持ち主だったという。並み居る対戦相手を全戦全勝、全KOというパーフェクトレコードでなぎ倒し、現在ではWBCミドル、ジュニアミドルの2階級を制覇した世界チャンピオンである。
そのあまりの強さに多くの対戦相手が逃げ出してしまい、試合が決まらないこともしばしば。また、世界を舞台にしてからは、鴨川ジムの資金力の無さから満足に試合を組めない事も多い。
このため過酷な減量をしてまで階級を下げて試合をせねばならず、平常時のウェイトが90kgを超えているにもかかわらず、試合のたびにミドル級~ジュニアミドル級まで約20kg近い減量を行っている。減量苦のこともあり、早期に階級を上げることを望んでいるが、対戦相手の都合からなかなか上手くいかないようだ。
普段はいい加減なガキ大将みたいな人物だが、ボクシングに関しては真面目でストイックな面も持つ。自分を見出してくれた鴨川会長とは、言外に信頼を寄せている。また、鷹村が階級を上げ、自身の本来の階級であるヘビー級まで6階級制覇を焦っているように見えるのは、高齢の鴨川会長に対する恩返しの意味が強いのではないかとも推測されている。
貧乏アパートで一人暮らしをしているが、実は大企業の御曹司。暴れん坊が過ぎて勘当に近い扱いを受けているが、本人もボクシングが自分の生きる道と考えており、実家には寄り付いていない模様。
ファイトスタイル
筋骨隆々の体躯から単純なパワーファイターに誤解されがちだが、鴨川会長の教えもあり、ボクシング全てにおいて高い技量と能力を併せ持つ天才ボクサーである。つまりパワーもあってスピードもあってテクニックもあって基本もできてる……何この生きるチート。
その姿は、"野生と科学の融合した姿""ボクサーの理想像"と称される。
あんまり強いのでおふざけしても勝ってしまう事があり、真面目にやれとブーイングが飛ぶ事もある。
流石に世界タイトル挑戦では苦戦も目立つが、それでも勝っちゃう辺り鷹村さんマジぱねぇっす。
一時期網膜剥離の疑いがかかったことがあり、現在でも完全に疑惑が払拭されたとは言えない。
関連動画
関連項目
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