麒麟児とは、年少でありながら優れた才能を発揮している少年を指す言葉である。
曖昧さ回避
- 孫策 - 三国志の武将・君主の一人。江東の麒麟児。年若くしてわずかな手勢で江東の地に勢力を築いたことから。
- 姜維 - 三国志の武将の一人。天水の麒麟児。年若くして諸葛亮に才能を認められるほどだったことから。
- 真田昌幸 - 日本の戦国武将。信濃の麒麟児。武田信玄からも高評価を受けていた。
- 蒲生氏郷 - 日本の戦国武将。年若くして織田信長に期待されていたことなどから。
- 山中幸盛 - 日本の戦国武将。山陰の麒麟児。年若くして武勇を誇ったことなどから。
- 麒麟児(生放送主) - ユーザー生放送の配信者。「歌ってみた」動画も投稿している。
- 麒麟児將能 - 昭和30年代-40年代に活躍した力士。大関昇進直前に大麒麟に改名した。元・押尾川親方
- 麒麟児和春 - 昭和50年代-60年代に活躍した力士。最高位関脇。現・19代北陣親方。
概要
中国、のちに日本において年若くして才能を発揮している人物を評価するのに使われた言葉。
だが、麒麟児と呼ばれた人物が大成しているかといわれるとそうでもない。たいていの場合、若くして散ったり、巨大な敵に破れるなどの結末が待っている。
そもそも、現代に生きている人物ならともかく、歴史上の人物を「麒麟児」と呼ぶことは『子供の頃はすごかった』という事実を伝えるだけで、実はそれ以上の事業は達成できなかったといっているのとあまり変わらない。実際に事業を達成していたのであれば、そちらにちなんだ呼び名が普及しているはずだからである。
尤も、昔麒麟児と呼ばれて、順調に成長し大事をなした、と言った言われ方もする。
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関連項目
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