黄色の13とは、フライトシューティングゲーム「ACE COMBAT 04 shattered skies」に登場する戦闘機のパイロットである。
概要
エルジア空軍156戦術戦闘航空団アクィラ隊(通称“黄色中隊”)の隊長で、乗機はSu-37。
戦闘機のパイロットとして優れた技量を持っている。
それを物語るエピソードとして、5機編隊で飛行する黄色中隊機の中で、一斉に同じ旋回機動をしたにもかかわらず、彼の操縦する機体のみが鋭く飛行機雲を引いたという。
大陸戦争中期に於ける彼個人の撃墜スコアは64機という驚異的な数値を誇っているが、彼自身はスコアよりも共に出撃した列機を無事に連れて帰ってくることに誇りを持っていたようである。
参考までに、エースコンバットZEROに登場するインディゴ1ことデミトリ・ハインリッヒ中佐が総撃墜数54機で、1970年以降のベルカ空軍トップスコアである。黄色の13はファーバンティでメビウス1に撃墜されるまで、さらにスコアを伸ばしただろうことを考えると、彼の腕がいかに圧倒的であったかが理解できるだろう。
また、病院の屋上に高射砲陣地を設置した味方の陸軍に対して怒りを示すなど軍人としての高い誇りを持っていることが伺える。
メビウス1との死闘
永遠のライバルとなったメビウス1とはISAFによるアーリーバード作戦(油田及び石油化学コンビナート攻撃作戦)にて初めて会敵するが、この時はISAF側の命令で黄色中隊との戦闘は避けられメビウス1との戦闘は無かった。
尚、カウントダウン作戦(反抗作戦支援のための偵察衛星打ち上げ防衛作戦)に於いてメビウス1が黄色中隊の1機に対して命中弾を与え、黄色中隊を撤退に追い込んでいる。
黄色の13がメビウス1を意識し始めたのはこの時からだと思われる。
次に会敵したのはISAFによるストーンクラッシャー作戦(ストーンヘンジ攻撃作戦)であった。急報を受け駆けつけた黄色の13だったが、ISAF空軍機との戦闘中に2番機であった黄色の4がメビウス1によって撃墜される。
そして、最終決戦となったのはオータムサンダー作戦(エルジア首都ファーバンティ攻略作戦)での首都上空での空中戦だった。
単身で挑んできたメビウス1との激戦の末、黄色の13は列機と共にファーバンティの空に散ることになる・・・。
時は2005年9月19日、ISAFによる反抗が始まってちょうど1年目の日であった。
余談
- モデルになった人物は恐らく、旧ドイツ国防空軍のハンス・ヨアヒム・マルセイユ(黄色の14)である。
- ZEROのアサルトレコードに登録されるネームド機パイロットとして、「エーリッヒ・クリンスマン」が登場する。彼は黄色中隊機と同じカラーのSu-37に乗っている上、レコードの内容が「NO RECORD」としか記載されていない。あくまでファンサービスの域を出ないが、この意味深な内容から彼が黄色の13ではないかと推測するファンもいる。
- 3Dのエースパイロットの一人であるアルビレオ1は、黄色の13のことを知っているようで、主人公フェニックスに対し《エルジア軍にもいるぞ。君のような若いエース候補がな》と発言している。
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