黄金夢想曲とは、2010年の冬のコミックマーケット(C79)で頒布されたうみねこのなく頃にを題材にした格闘ゲームである。
アトベントディスクとして2011年の冬のコミックマーケット(C81)で黄金夢想曲✝CROSSが頒布された。現在各同人ショップでも販売中。
概要
竜騎士07(07th Expansion)制作のサウンドノベル、うみねこのなく頃にを題材にした格闘ゲーム
戦闘システムは2vs2で1人ずつ出てもう1人と交代しながら相手の体力を0にしたほうが勝ちという対戦方式
キャラごとに異なるアビリティ、体力の値が設定されておりキャラ同士の組み合わせも戦略の一つとなる
パートナーとゲージが別々になっておりゲージを貯まる行動をした際にゲージが貯まるのが操作キャラでなくパートナーになっている事などからパートナーと交代しつつ戦うことが鍵となっている。演出面ではキャラ同士の掛け合いが重視されており、パートナーと交代するときに名前を呼ぶ、特定のキャラが相手だと一部の技のセリフが変化する、背景に使用キャラが登場するステージを選んだ場合その背景から使用キャラが消えるなど凝った演出の数々がある。
オーソドックスなキャラがおらず、それぞれのキャラに尖った個性があるためゲームバランスは良好。逆を言えばメジャーな格闘ゲームのセオリーが持ち込みづらく、メタシステム関連の読み合いなどアクの強い個性のせいで倦厭されがち。
参戦しているキャラ
- 右代宮戦人
- ベアトリーチェ(出題編のドレス)
- 右代宮縁寿
- 嘉音
- 紗音
- ワルギリア
- ロノウェ
- ルシファー
- シエスタ410
- エヴァ・ベアトリーチェ
- 右代宮朱志香(ver1.10より追加)
- 右代宮楼座(Xより追加、PC版はCROSSから)
- 右代宮譲治(上同)
- 古戸ヱリカ(CROSSより追加)
- ドラノール・A・ノックス(上同)
- 黒戦人(CROSSのボス枠)
- ウィラード・H・ライト(CROSSの2.11パッチ追加キャラ)
- ラムダデルタ(CROSS、2.20パッチ追加キャラ)
- ベルンカステル(CROSS、2.30パッチ追加キャラ)
システム
- SPゲージ
- いわゆる必殺技ゲージ。片翼の鷲の紋章が特徴。本作ではゲージを貯まる行動をするとパートナーのみゲージが貯まる仕様となっており、同じキャラをずっと使っているとすぐゲージが枯渇するため下記のタッチシステムを使い交代を行ってゲージを貯めていくのが基本となる。
- メタゲージ
- メタ宣言を行うのに必要なゲージ。メタ宣言中はメタゲージが徐々にへり、ゲージが空になるまでメタ世界が続く。メタ宣言にメタ返しをされて何もしなかった場合も空になり再度貯め直す必要がある。
- メタ宣言
- メタゲージが溜まっている状態でメタ世界ボタン(同時押しボタン or 弱+中+強同時押し)でSPゲージを1消費して発動。メタ宣言に成功するとメタ世界が展開され背景も変わり、キャラごとに決められたアビリティの恩恵を受ける事ができる。また、メタ世界中のみ発動できるメタ必殺技が使用可能になる。通常攻撃をキャンセルして出すことができるのでコンボを伸ばすのに使うことも出来る。
メタ宣言に対しメタ世界ボタンでSP2ゲージを消費してメタ返し(反論)をすることが出来る。メタ返し(反論)に対しメタ世界ボタンでSP2ゲージを消費してメタ再展開することが出来る。メタ再展開に対しメタ世界ボタンでSP3ゲージを消費してメタ再反論することが出来る。メタ再反論に対しメタ世界ボタンでSP2ゲージを消費してメタ強制展開することが出来る。 - タッチゲージ
- 各種タッチを行なうのに必要なゲージでゲージが満タンの時のみタッチゲージを消費する行動が可能。タッチ行動を行うと空になり、自動的にゲージが回復する。行動ごとに空になった後のゲージのたまり方が違うため注意が必要。通常攻撃をダッシュキャンセルする際にもこのゲージを使用する。
- ノーマルタッチ
- 通常時にタッチボタンで発動。このタッチ方法で交代するとパートナーに自分のアビリティを付加して交代することが出来る。
- アタックタッチ
- 攻撃中にタッチボタンで発動。コンボを継続したままパートナーに交代し、パートナーが中段属性を持つ攻撃をしながら登場する。
- ガードタッチ
- ガード中にタッチボタンでパートナーのSPゲージを一つ消費して発動。相手を強制的にのけぞらせてパートナーと交代する。
- ダメージタッチ
- 被ダメージ時にタッチボタンでパートナーのSPゲージを二つ消費して発動。コンボをバリアのような物で弾き飛ばしパートナーと交代する。一部の状況(空中喰らい中など)では発動できないので注意。ver1.00では発動すると確実に相手を弾き飛ばして仕切り直す強技だったがver1.02では性能が変更、若干貯めてから攻撃判定が出るようになったのに加え、ガード可能になったため、読まれると相手にダメージタッチをガードされ手痛い反撃を食らう危険があるため前ほど気軽に発動できなくなった。
- アサルトタッチ
- ↓\→+タッチボタンでパートナーのSPゲージを二つ消費して発動。バリアをまとって無敵状態で攻撃判定をまとって突進し、相手に攻撃が当たるか一定距離移動した時点で交代する。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- 5
- 0pt