黒木華(くろき はる)は日本の女優である。「くろきはな」は誤読。
概要
1990年3月14日生まれ、大阪府高槻市出身。T164、B85-W60-H88。名前の読みは「クロキハナ」ではなくて「クロキハル」である(大事なことなので2回言いました)。
幼い頃より映画や芝居に親しみ、高校生の時は名門・追手門学院高等学校の演劇部に所属。そこから京都造形芸術大学芸術学部映画学科に進んで演技を学ぶ。しかし学内作品のキャスティングになかなか呼ばれなかったため、在学中の2009年に野田秀樹の演劇ワークショップに参加し、女優として活動を始める。
その後2011年「東京オアシス」で映画デビューを果たすと、2013年の「舟を編む」と「草原の椅子」で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞するなどし一気に名を上げる。2014年には「小さいおうち」でベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞。日本人では史上4人目、最年少での受賞であった。テレビドラマでもNHKの連続テレビ小説「純と愛」「花子とアン」、大河ドラマ「真田丸」「西郷どん」、さらにはTBS「重版出来!」などに出演。若手演技派女優として活躍している。
見栄えのする華やかな美人ではなく、どちらかというと地味温かみのある素朴な顔立ちであり、「昭和的」「純日本的」な女優であるとよく言われる。映画監督の岩井俊二は黒木を「文学的な香りがする女優」と評している。一方で大阪出身ゆえかお笑いに精通しており、特にバナナマンの前では(というより、彼らの前でだけは)「キャーッ」となるらしい(マネージャー談)。また、友人である吉田羊と飲んだ帰りの様子が「FRIDAY」に掲載された際、黒木のファッションがかなりのイケイケ仕様だったことが話題になったことがある。
主な出演作品
映画
- 舟を編む(岸辺みどり役、2013年)
- 小さいおうち(布宮タキ役、2014年)
- 母と暮せば(佐多町子役、2015年)
- リップヴァンウィンクルの花嫁(皆川七海役、2016年)
- 日日是好日(典子役、2018年)
- ビブリア古書堂の事件手帖(篠川栞子役、2018年)
- 浅田家!(川上若奈役、2020年)
ドラマ
- 純と愛(田辺千夏役、2012年)
- リーガルハイ(本田ジェーン役、2013年)
- 花子とアン(安東かよ役、2014年)
- 天皇の料理番(高浜俊子役、2015年)
- 真田丸(梅役、2016年)
- 重版出来!(黒沢心役、2016年)
- みをつくし料理帖(澪役、2017年)
- 西郷どん(西郷糸役、2018年)
- 凪のお暇(大島凪役、2019年)
- イチケイのカラス(坂間千鶴役、2021年)
- ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○(瀬古凛々子役、2022年)
- 光る君へ(源倫子役、2024年)
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関連動画
関連項目
関連リンク
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