黒神話:悟空(Black Myth:Wukong)とは、2024年8月20日に発売されたゲームである。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクションRPG |
開発元 | 遊戯科学 |
販売元 | 遊戯科学 |
機種 | PS5 Windows Xbox Series X/S |
発売日 | 2024年8月20日[1] |
対象年齢 | IARC 16歳以上対象 |
その他 | -- |
『西遊記』をベースとした、遊戯科学の処女作かつ中国初のAAAゲーム。
西遊記本編の完結後を舞台としたシングルプレイヤー向けのゲームで、天命人と呼ばれる猿を操作して魑魅魍魎が跋扈する世界を冒険する、回避重視の骨太なアクションRPGに仕上がっている。主人公が旅する世界は少なくとも『西遊記』から数百年が経過しているが、本編ゆかりの人物や妖怪たちが次々と登場するため、天竺への旅を追体験するかのような気分を味わえる。
次々と立ちはだかる多種多様なボスとの戦闘がエキサイティング。撃破すれば倒したボスに変身でき、変身中は対応した強力な攻撃を繰り出すことが可能。変身中のHPは別で計算されるため、変身中に倒されても天命人に戻るだけで済む。
アニメーションや人形劇など表現方法も次世代的だが、敵キャラの図鑑の紹介文一つ一つが故事になっているのが良い意味で中国的。音声は英語と中国語から選択可能。
UIや難易度などはソウルライクにカテゴライズされてもおかしくないが、敗北してもノーリスクで復活出来、スキルの振り直しも無料とライトユーザーにも安心。
開発を手掛けたのは中国・深センのほぼ無名のゲームスタジオながらUnreal Engine5で表現された非常に美しいグラフィックや中国神話の奥深い世界観、爽快かつ緊張感のあるパワフルなアクションなどが受け、リリース直後から大ヒットを記録。発売から2週間で1800万本の販売記録を打ち立てた。特に中国では各地でPS5が品薄になり、「遊戯機実用技術」という創刊20年以上の中国のゲーム雑誌において始めて国産ゲームとして表紙を飾るなど社会現象となっている。
あらすじ
取教の旅を終えた孫悟空は自らの故郷である花果山に戻って平穏な余生を送ろうとするも、道教の神々の襲撃に遭い、頭に再び緊箍児が現れ苦しんだ隙を突かれてその生涯を終えるが、肉体は滅びても魂は六つの霊宝に分かれ各地へ逃げ延びていた。
それから孫悟空の活躍が伝説として語り継がれる数百年以上の年月が経ったころ、悟空と同じく花果山で生まれた天命人と呼ばれる猿は、長老から与えられた斉天大聖復活の使命を果たすべく、険しくも不思議な西遊の旅路を辿る。
関連動画
関連リンク
関連項目
脚注
親記事
子記事
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兄弟記事
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