黒鉄珠雫とは、ライトノベル『落第騎士の英雄譚』及びそれを原作としたアニメのキャラである。
概要
【伐刀者ランク】B 【攻撃力】D 【防御力】B 【魔力量】C 【魔力制御】A 【身体能力】E 【運】C
【能力】水、氷 【固有霊装】宵時雨(よいしぐれ) 【伐刀絶技】障波水蓮(しょうはすいれん)
【通り名】《深海の魔女(ローレライ)》
破軍学園の一年四組学年次席で、一年唯一のBランク騎士。黒鉄家の長女(兄が2人いる)。
兄の黒鉄一輝が留年決定し、2度目の一年生となった春に入学した。
一輝のことをお兄様と慕っており、兄としてだけでなく「1人の異性」としても意識している。
初日のホームルーム後に一輝と再会するや、キスをする。アニメでは糸を引く描写も!
冗談とはいえ、兄への愛情表現としてセッ○スも厭わないと言うのはどうかと思うの・・・。
当然、その場を目撃した周囲は凍りつき、ステラ・ヴァーミリオンとは話す度に罵り合うようにまでなるのは一瞬のことである。
容姿は銀髪ロリ。一輝・ステラ・アリスとのダブルデートの際は、アリスのコーディネートによりゴスロリ服でおめかしした。
一輝曰く「幼い頃は人見知りする子だった」とのことだが、初登場からそんな面影は全くない。それでも、人嫌いな性格は変わっていない。珠雫からしたら、周りの人間は「黒鉄一輝」と「その他」で分けられる。
そんな中、珠雫が一輝以外に気兼ねなく接しているのはステラとアリスの2人である。
幼い頃から、黒鉄家では才能ある伐刀者として周囲の大人から甘やかされていた。
珠雫がよその子供のおもちゃを壊したり取り上げたりしても、相手の子供が親に謝らされる環境であった。
そんな大人と子供を、珠雫は内心見下していて、また、泣き・媚び諂う様子を見て悦に浸る自分も嫌いになっていた。
そんな中、一輝だけは唯一珠雫を叱る人間であり、珠雫は一輝を尊敬していた。
一輝が家出して間もなく、一輝が親族から嫌われている理由を知り、珠雫は親族を憎むようになったと同時に、自分が一輝を唯一愛せる人間になろうと誓った。
彼女にとって一番大切なことは、「お兄様が幸せであること」と言っている。一輝に幸せを与えられる人であれば、珠雫自身がその役目を負うつもりはないとしている。普通に介入するし、姑として恋人に突っかかるけど
戦闘能力
水や氷を操る能力を持つ。水は純水にすることもできる。人の水分や血液の操作は、傷口の止血程度ならできる。
固有霊装(デバイス)は宵時雨。小太刀の形状をしている。
幼い頃から伐刀者としての才能があり、能力を鍛える努力も怠らなかったため実力は高い。
特に魔力制御はB+のステラを凌ぐAランク相当。誰にも気づかれず技を発動させたり、複雑な魔力を用いた技を同時進行で使うことができる。
一輝の影響で体術にもある程度の知識はあるが、魔力の強化を優先していたため本人の身体能力は並の伐刀者程度。
- 障波水蓮(しょうはすいれん)
伐刀絶技。水に魔力を込めて防壁を形成する。銃弾を無効にする耐久力。純水の壁で弱点の雷も防ぐ。 - 水牢弾(すいろうだん)
伐刀絶技。水の塊の砲弾を放つ。着弾すると張り付く性質があり、顔に張り付けて窒息させることができる。 - 凍土平原(とうどへいげん)
伐刀絶技。周囲を凍結させる。 - 白夜結界(びゃくやけっかい)
伐刀絶技。周囲の水を気化させて霧をはる。珠雫は霧の中で自由に動ける。 - 緋水刃(ひすいじん)
伐刀絶技。大気中の水をまとわせて水の刃を作る。宵時雨の長さは日本刀と同じくらいになる。切れ味は抜群。
人間関係
- 黒鉄一輝
実の兄。兄として見るか恋人として見るか悩むほどに愛している。一輝とステラが恋人同士になった際には、ステラに「いくじなし」、一輝に「優しくしすぎると一歩も前に進めませんよ」と言う辺り、観察眼は鋭いかもしれない。 - ステラ・ヴァーミリオン
恋敵兼姑として、話に一々罵倒する言葉を混ぜる。
しかし、兄の生き様を好きと言ってくれた初めての人として、嬉しくも思っている。
また、ステラが一輝と恋人にならないほうが良かったのかもと口走った時には、殺意満々で氷槍を放つ(アニメでは放水)くらい、2人の仲を認めている。何だかんだで、お互い大切な友達と想っている。 - 有栖院凪(アリス)
人嫌いな珠雫が、あっさり心を開いた相手。ルームメイトになってすぐに自分の心情を打ち明けたほど。
アリスも、珠雫を妹のように優しく接し、悩み相談に乗ったりバーに連れて行ったりしている。 - 東堂刀華
珠雫の前に立ち塞がった、強大な相手。あえて珠雫の得意な距離で戦いを始め、アウトレンジでもクロスレンジでもその強さを読者に見せた。
珠雫のステラ罵倒語録
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関連項目
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