龍驤(りゅうじょう/りうじやう)とは、竜のように躍り上がるという意味。(龍は竜の旧字。詳しくはこちらを参照。)
『三国志』の『蜀志』諸葛亮伝に「竜驤虎視」という言葉があり、これが出典。「虎視」は虎のように睨むという意味であり、すなわち「竜驤虎視」は竜や虎のように威勢が盛んで天下を威圧するという意味である。
大日本帝国海軍には同名の艦が2隻存在した。
- 龍驤 [I] - 熊本藩が購入し、明治政府に献上した装甲コルベット。イギリス・アバディーン造船所製。海軍省の成立から装甲艦扶桑の購入まで日本海軍の旗艦を務めた。主に佐賀の乱、台湾出兵、西南戦争に参戦した。1887年(明治20年)までの正式名称は龍驤艦。当初は「りゅうしょう」と呼ばれていたらしい。
- 龍驤 [II] - 日本海軍の航空母艦。日中戦争、太平洋戦争に参戦した。詳細は「龍驤(空母)」を参照。
- 龍驤(艦これ) - 上記の艦をモデルにした『艦隊これくしょん~艦これ~』のキャラクター。
- 龍驤(アズールレーン)- 同じく上記の艦をモデルにした『アズールレーン』のキャラクター。
関連項目
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