7人制ラグビーとは、ラグビースポーツの変種である。セブンズラグビーとも呼ばれる。
概要
発祥はスコットランド。クラブチームが資金難で選手が集まらなかった為に少人数でラグビーを行ったのが起源になる。
普段我々がラグビーが15人で行われる競技を指す事に対し、セブンズは半数の人数で行われる競技。本来両サイド30人で行われる15人制フィールドの攻防を14人で行う為、強大なフィジカルの強さよりも、14分を走り抜ける持久力や小さなハンドリングミスを起こさない精密さが重要視される。
基本的なルールは15人制ラグビーと同一であるが試合時間が異なる。前後半各7分でインターバルは1分。試合開始から終了までが15分間しか行われないスピーディさが特徴。
1993年より「ラグビーワールドカップセブンズ」としてW杯も行われており(女子は2009年から開催)、競技人口は世界的にも増加している。2016年リオ五輪より男子、女子共に正式種目として採用された。
日本の7人制ラグビー
試合時間の短さもあり国内では試合の地上波放送も無いため人気、知名度共に皆無。世界大会での活躍もほぼ無い状態であった。
しかし昨年2015年の15人制ラグビーW杯での南アフリカを破ったスポーツ史上最大のアップセットから始まり、男女7人制ラクビー共にリオ五輪出場決定、15人制ラグビートップリーグの観客増加とラグビー人気の著しい成長が見えた中で行われた2016リオ五輪において男子セブンス日本代表はニュージーランド代表を破り予選突破後、フランス代表を降す大金星を成し遂げた。
その後2019年の男子15人制のW杯での躍進もありラグビー人気はさらに上昇。2021年の女子15人制W杯の翌年に行われる7人制W杯に向けてさらなる魅力の発信、知名度増加が期待される。
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関連項目
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