CQ天使ハムエルとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』シリーズに登場するキャラクターである。「ACES」にて登場。異形の天使の姿をした魔法少女。
概要
名前の由来は無線通信で全ての無線局を呼び出す・それらに対する通報する際に用いられる略符号「CQ」とアマチュア無線家への呼称「ハム」と天使っぽい響きの「エル」から。「無印」で登場したミナエル・ユナエル姉妹以来となる天使っぽい姿の魔法少女。
魔法の国を作り出した三賢人の1人たるシェヌ・オスク・バル・メル(現身がグリムハート)が結成した派閥「オスク派」に所属している魔法少女。リーダー(仮モード)が「クビヲハネヨ」しか言わない言葉が通じないヤツだったうえに、部下を消耗品程度に考えぞんざいな扱いをしているため人望が無く、オスク派に属する魔法少女は少ないらしい。ハムエルがそんな派閥に所属している理由は「ライバルが少ないならチャンスは少なくないはず」から。また、「使い捨てにされないように立ち回れば問題ない」と考えており、その通りに現時点まで切り捨てられずに重宝されていた切れ者・実力者である。
プク派が目論む儀式の破綻を目的とした作戦に指揮官として抜擢され、内容に気が進まないながらも命令に従いシャッフリンⅡ軍団を率いて参戦する。
野心家な性格で、日々更なる成り上がりを目論んでいる。頭が切れる自信家でもあるが自分の実力は把握しており、無理な事はしない。部下を使い捨てにする気風の派閥において上手く立ち回り身を守り抜いているなど、処世術の高さと危機察知能力・脱し方に優れている。状況に応じた合理的な判断を下せる人物で、、相手の戦力をしっかり把握し、転んでもただでは起きず、不利になったら意地を張らずに撤退する。戦術もしっかり組み立てられる作戦立案能力も備え、念入りに作戦を仕込み遂行させる。
元々はネゴシエーター的業務が担当らしく、戦闘は苦手。自身の戦闘能力の低さと指揮官としての重要な立場である事はちゃんと把握済み。そのため、自分は空を飛んで安全な上空から指示を飛ばす事に終始している。
人造魔法少女であり、前作では再利用可能な消耗品扱いだったシャッフリンⅡの事を使い捨て扱いせず、可愛い部下として愛着を抱いている。部下の犠牲をなるべく少なくするよう心掛けており、ゴリ押しや玉砕覚悟の突撃はさせない。
敵方に対しても徹底的に戦うという行為を出来るだけ避けており、妥協案や交渉での決着を試みている。敵は皆殺しがモットーなオスク派所属ながら穏健・知的な考え方である。
外見
天使風魔法少女という触れ込みなため背中に翼を備えているが、それはミナエル・ユナエルペアのように真っ白な翼ではなく、羽毛が生えていない骨のような形をしたモノ。どこか不気味さを感じさせる翼である。しかもバックパックみたいなパーツから生えている。
生えている尻尾も翼竜の化石のように骨格状で、先端は悪魔を思わせる形状をしている。頭上に頂くのも天使の輪っかではなく〇の中に電波受信マーク(ヘリック共和国のマークみたい)という、天使と呼ぶにはあまりにも異形な特徴を多く備えている。
髪型は薄い黄緑色のショートヘア。跳ねた髪先はこげ茶色をしている。瞳の色は黒色で、十字状の瞳孔が入っている。
服装はビキニ水着レベルの露出が高い格好。胸元を肋骨を思わせるパーツで隠し(ただし、デフォルト立ち絵は腕で胸囲が隠れて見えない)、下は白色パンツを履いている。肘当て・膝当てを装着。腕・ふともも・お腹は大いに露出。首の後ろには紫色の花が咲いている。
能力
- 頭の中に直接話しかけるよ
こいつ直接脳内に・・・!な魔法。魔法の無線通信機を介して対象となった人物の頭の中に直接メッセージを送りつける。対象となるのは会った事がある者のみ。条件を満たしていれば、相手がどこに居ようとメッセージを送信可能。メッセージ内容を相手が分かる言語に自動翻訳させる便利機能付きなので、「キー」としか喋らないシャッフリンⅡ相手でも滞りなく指示を飛ばせる。
翼を備えているので空を飛ぶ事が可能。化石みたいな見た目だがちゃんと飛べる。結構な高度まで上がれる。
ステータス
- 破壊力・・・☆☆
- 耐久力・・・☆☆☆
- 敏捷性・・・☆☆☆
- 知性・・・☆☆☆☆
- 自己主張・・・☆☆☆☆
- 野望/欲望・・・☆☆☆☆☆
- 魔法のポテンシャル・・・☆☆☆
- 好きなもの・・・無線、カラオケ、動画視聴
- 嫌いなもの・・・理不尽な上司
関連コミュニティ
関連項目
ACES 16人+3人の魔法少女
プク派の魔法少女
プフレ配下の魔法少女+デリュージチーム
オスク派の魔法少女
- CQ天使ハムエル
- シャッフリンⅡ
その他の魔法少女
キャラクター欄掲載外の魔法少女
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