E・HERO The シャイニングとは、漫画「遊☆戯☆王GX」に登場するカードである。
概要
遊城十代の使用するE・HERO融合体の1つ。除外されているHERO1体につき、攻撃力が300アップする効果、墓地に送られた時、除外されているHERO2体を手札に加える効果を持つ。
初登場はVSレジー・マッケンジー戦。
「ミラクル・フュージョン」で墓地の「E・HERO フラッシュ」と「E・HERO ボルテック」を融合して融合召喚された。
4体のモンスターが除外されていたことで攻撃力を1200アップさせ、「The splendid VENUS」を戦闘破壊した。
その後、「神の居城-ヴァルハラ-」で復活したVENUSに「E・HERO エアーマン」が攻撃された際、「ディフェンド・ヒーロー」で攻撃対象をこのカードに移したことで戦闘破壊された。その後、効果によって「E・HERO フォレストマン」、「E・HERO オーシャン」を手札に加えた。
その後、十代がM・HEROを使用しだしたためしばらく出番が無かったが、万丈目とタッグでのVSトラゴエディア戦で再登場。
速攻魔法「コンストレック・エレメント」でフィールド上の「E・HERO アブソルートZero」と「E・HERO Great TORNADO」を再構成する、という形で「E・HERO フレイム・ブラスト」と共にバトルフェイズ中に特殊召喚され、トラゴエディアにダイレクトアタックした。
その後、装備魔法「プロミネンス」の効果で破壊された。
このとき、直前に「ミラクル・フュージョン」でアブソルートZeroを融合召喚するときに除外したエアーマンとオーシャンが存在したはずなのだが、攻撃力上昇も除外されたカードの回収も行われなかった。テキストにはないが、「平行世界融合」がOCGのように素材をデッキに戻す効果であると考えれば、「マアト」でオーシャンをドローしたことも含めてつじつまが合う。
普段は腕を組んでいる。全身白い姿でなかなかにインパクトがある。VSトラゴエディア戦でフレイム・ブラストとともに現れる姿はどこかで見たような見ないような。
OCG版
初登場話が収録された「遊☆戯☆王GX 第6巻」の付録カードとしてOCGに登場した。
融合・効果モンスター
※ジャンプコミックス「遊☆戯☆王GX 第6巻」付属のカード(YG06-JP001)による
星8/光属性/戦士族/ATK 2600/DEF 2100
「E・HERO」と名のついたモンスター+光属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、ゲームから除外されている
自分の「E・HERO」と名のついたモンスターの数×300ポイントアップする。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分の「E・HERO」と名のついたモンスターを2体まで選択し、
手札に加える事ができる。
素材指定がはっきりE・HERO+光属性と指定された。また、融合召喚でしか特殊召喚できない効果が追加された。
さらに、漫画版ではテキストにHEROが用いられていたが、OCGではE・HEROに限定された。後半の除外されたカードを手札に加える効果は、漫画版では「~する」テキストであったが、こちらは「~できる」になり、任意に発動を選択できるようになった(タイミングを逃すようになった、ともいえる)。
融合素材はE・HEROデッキであれば「E・HERO スパークマン」、「E・HERO アナザー・ネオス」など、簡単にそろえられる。また、「超融合」と組み合わせることで、相手の光属性モンスターの除去にも使える。
「超融合」の属性除去に使用できるだけでもE・HEROでは十分採用価値があるが、除外に関する2つの効果もなかなか強力なものである。
「ミラクル・フュージョン」でこのカードを融合召喚した場合、最低でも3200の攻撃力が得られる。墓地へ送られても素材を回収できるので、更なる融合につなげることができる。「フュージョン・ゲート」、「平行世界融合」などの除外を積極的に利用するようなタイプのE・HEROデッキならかなり高い攻撃力が得られ、また、回収したE・HEROを「フュージョン・ゲート」ですぐに融合できる。
「チェーン・マテリアル」+「フュージョン・ゲート」のコンボで、デッキから間接的に2体のE・HEROを手札に加えることもできる。
破壊されなくても墓地へ送られれば後半の効果は発動可能だが、任意の効果なので、墓地に送られた後に何らかの処理がある場合はタイミングを逃し、効果を使用できない。
例としては、「E・HERO ジ・アース」の効果のリリースにした場合(攻撃力上昇の処理がある)、チェーン2以降に発動されたカードで墓地へ送られた場合(まだ処理されていないカードの処理が行われる)など。
漫画版とOCG版ではカードイラストが若干変更されている。見比べると分かるが、ポーズが違う。
その他の作品において
「Dチーム・ゼアル」では、フュージョン・マスクがカイトとのデュエルで使用している。
「超融合」によって、フュージョン・マスクの「E・HERO エアーマン」とカイトの「銀河眼の光子竜」を融合した。効果で攻撃力を上昇させたものの、「クリフォトン」に阻まれるなどしてうまく活躍できず、最終的には「エクシーズ・ダブル・バック」で復活した「銀河眼の光子竜」によって破壊された。
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