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惚れた女に命を懸ける！それが漢の心意気！！
Gバンカラン
第37話
Gバンカランとは、第2次スーパーロボット大戦OGに登場するロボットである。
概要じゃボケェ！！
登場作品は第2次スーパーロボット大戦OG第37話、『頑鉄番長Gバンカラン』。今作のネタ枠。
ファイター・ロアことコウタ・アズマが搭乗するGコンパチブルカイザーのサポートロボット。
なのだが、一昔前の古めかしい番長（バンカラ）を思わせる容姿をしている。戦闘用ロボットと言われても、全く違和感が無いだろう。
「超兄貴」「ガンレオン」「我こそはバラン・ドバン！」で知られるゲームミュージック界の超兄貴・葉山宏治が手掛ける強烈極まる専用BGMも大きな特徴である。その中毒性たるや、戦闘アニメを度々ONにしたくなったり、気が付けばプレーしながら口ずさんでいるプレイヤーも少なくないほど。
（ちなみに葉山は同作で、雀武王及び武雀王の専用BGM『雀武周天』も手掛けている。）
元ネタは「週刊ファミ通」から登場したオリジナルカードのロボット『エターナルバンチョー』。
本作にてついに「Gバンカラン」と名前を変え晴れて見参となった。
「OGS」の攻略記事に登場しているほか、「シャッフルバトラー」でもカードの1枚として登場している。
マシンスペックや、良う見さらせ！！！
| 全長 | 45.1m |
| 重量 | 300.8t |
| 搭乗人員 | 1人 |
| 移動タイプ | 陸 |
| 開発者 | キサブロー・アズマ |
| パイロット | ミチル・ハナテン |
コウタ・アズマとショウコ・アズマの祖父、キサブロー・アズマ博士がある企業の依頼を受け、コンパチブルカイザーと出会う以前から開発を行なっていたスーパーロボット。正式名称は『バンカラン』だが、ミチル・ハナテンが改めて『Gバンカラン』と名付ける。
ジーパン履かんわけでもないし、Gバカランでもない。
主な戦法は重装甲と堅牢なフレームによる耐久性を利用した、ミチルのケンカ殺法。因みにコンパチブルカイザーから得られたノウハウを利用して関節部の改良が図られ、重量によらず機動性も高い。まあ実際は普通にガンガン当たるけど。それに当たってからが本番だし。
外見は若かりし頃のキサブローをモチーフとしており、いざとなればキサブロー自身がバンカランに乗り込むつもりだったようだ。
だとすると、番長から地球圏でも有数の科学者へと転身するまでに何があったのか、キサブロー博士の波乱万丈な人生にも少なからず興味が沸いたのは筆者だけではないだろう・・・
ゲーム中ではサポートロボットという事もあって補給装置を搭載。耐久性と攻撃力も相まってサポートと戦闘の両方をこなせるようになったボスボロットといったところだろうか。
また性能も、ジガンスクード・ドゥロ（以下ガンドロ）と肩を並べるほどの重装甲を誇り、大勢の敵に袋叩きにされようが大ボス達の攻撃を受けようが1発2発貰った程度では中々倒れない。
武装や、いてもうたらぁ！！！！
- 補給装置
言わずと知れたスパロボの万能補給装置。このナリでサポートロボットって嘘だろと言いたくなる。
スパロボシリーズ的にはボスボロットとも似ている感じがするが。 - Gビーム
Gバンカランの目の部分からビームを発射する。どう見てもメンチビームです。本当にありがとうございました。
「ビーム」と名の付く飛び道具ではあるが、メンチを切る以外の動作を起こしていないためかゲーム中では格闘武器として扱われている。因みにカットインでミチルの目が光る。 - バン・パンチ
相手の懐に飛び込んでヤクザキックを食らわせた後、胸ぐら(ロボットに胸ぐら？)を掴んでパンチの嵐を叩きこみ、最後に相手を空中に放り投げて渾身のフィニッシュブローをブチ込む。
「オラオラオラオラオラァ！」などと叫ぶと、心の中では威力倍増。 - カラン・キック
機動性と重量を利用したタックル→飛び蹴り二発→ライダーキックで地面に叩きつけ、ストンピングの連打の後、空に放り投げ、飛び蹴りを叩きこむ。最後の蹴りは勢いがその前の比では無く、相手ごとスライディングして前転で受け身を取るほど。因みに攻撃の際ミチルは「そこ動くなや！」「動いたらぶっ飛ばすでぇ！！」「動くなっちゅーとんじゃ、このボケェ！！！」と、理不尽全開な台詞を飛ばす。さすが番長である。
苦辛公主や何羅魚にコレを叩き込むと、スパロボシリーズ屈指の爆笑モノの戦闘アニメが見られる事請け合い。 - 8710式龍虎射連打
Gバンカランの最強武装。読みは『はなてんしきりゅうこしゃれんだ』だが、戦闘台詞では式を発音していない。
相手にタックルした後、胸ぐらを掴んでGビームで打ち上げ、落ちてきた所にパチキを叩き込んで地面に打ち付け、（恐らく補給物資が入っているであろう）ズタ袋でターゲットを滅多打ちにする。最後に相手を強烈なアッパーで打ち上げてフィニッシュブロー。
因みにトドメ演出が地面に落ちていく敵機と夕日を背にしたGバンカランがズタ袋を背負い直すという昭和臭全開のもの。何気に台詞のバリエーションも多い。
他にもGバンカランがズタ袋を取り出した時「御意見無用」と出たり、ミチルが長ランを振りかざすカットイン等、サポートロボットとは思えない優遇された演出が使われている(因みに長ランの裏に虎の刺繍など、細かい所にもスタッフの本気が伺える)。
尚、Gバンカランをフル改造するとフル改造ボーナスとして『8710式龍虎射連打の攻撃力+200＆地形適応オールS』というボーナスを得る。この恩恵を受けたGバンカランはGコンパチブルカイザーをはじめとするスーパーロボット軍団にも引けを取らない強力なアタッカーとなるだろう。
元ネタは言うまでもなくハナテン中古車センター。関西圏の人にはよく知られているだろう。後述するミチルの苗字についてもそうだが、「放出」と書いて「ハナテン」と読むのは地元の人以外には正しく読める人が殆どいない難読の地名としても有名。それを踏まえた上での『御意見無用』であるか。
小ネタ
- 下駄状の脚部の底に推進器らしきものがあるが、そこからは推進剤を噴射している描写は見られない。
そう、Gバンカランは某鉄屑や某武神装攻や某超闘士といった重量級の機体に無くてはならない筈の加速器を使うこと無く悠々と跳躍し、走り、どんな体勢からも平然と立ち上がっている。しかも300トンという重量で。ちなみに、OG世界で一般に使われているゲシュペンストシリーズの重量が７２．４トン（全長２１．２ｍ）であり、全長の似たソウルゲイン（全長４１．２ｍ）の重量が１２９．６トン、超重量級の代名詞であるジガンスクード・ドゥロは４８７．０トンだが、全長７０．３ｍ。 - 更に一線級の戦闘能力を持ちながら、偶然を頻発させたり、乗ったら因果律の番人の宿命を背負ったりといった謎エンジンの類を搭載している描写は見られない。
……………アレ？キサブロー博士ってラドム博士より凄くね？(マ的な意味で) - 「バン・パンチ」「カラン・キック」「8710式龍虎射連打」などで攻撃する際、戦闘アニメをONにして攻撃を外すと特殊な動作を見られる（転倒する、地団駄を踏む、など）のもGバンカランの大きな特徴。そのため、低命中率のままあえて空振りしてみるもまた善哉。
ちなみに同じく『攻撃をミスした際に特殊演出が見られる』ユニットにはGバンカラン以外にも、ザムジードやディアブロなどが存在。（まだいるかもしれないが。） - 地形適応が「空：B、陸：A、海：C、宇：A」と設定されており、繋げて読むと『BACA（バカ）』と読めてしまう。また武器名を上から縦読みするとこちらも「Gバカ」と読めてしまう。
コウタの「グレートなバカが走る」に引っ掛けたネタか、偶然の産物なのかは不明だが。 - Gバンカランの初陣である37話（浅草のマップ）で、ジンライ軍団をGバンカランで3体以上撃破してクリアするとクリア後に強力な隠し強化パーツ『勇者の印』が入手できる。腕に自信のあるスパロボプレイヤーはぜひ、ミチルの初舞台に華を持たせてあげよう。
ミチル・ハナテン
Gバンカランの搭乗者。漢字表記は『放出 満』。CV:園部好徳。
萬南無（バンナム）学園番長、関西轟学連総番。20歳だが2年ダブッて居るので未だに高校生。
でも10代の少年少女や実質年齢1桁の人造人間が多い鋼龍戦隊では実は年長者の部類に入ったりする？
関西出身だが、10歳の頃まで関東に住んでいた事もあり、そのためか作中では少々怪しげな関西弁で喋る。
因みにGバンカランに搭載されているダイレクトモーションリンクを参考にしたMMIのトレーサーも彼である。
初登場は『無限のフロンティアEXCEED』の予約特典で付いてきたドラマCD『無限の扉絵』から。
と言っても彼本人が出てきたわけではなく、彼の舎弟がコウタ達に突っかけた際に名前が出た程度である。
舎弟の落とし前をつけるべく、コウタがエンドレスフロンティアでドンパチしている間、ずーっとアズマ家の軒先でコウタを待ち構えていた。
その後、見かねたキサブロー博士の誘いもあって、アズマ家に居候しながらGバンカランの（表向きはバーニングPTの新型モデル用の）モーションデータ作成を手伝うことに。その際、ショウコに一目惚れしてしまった。
そしてコウタが帰ってくると早速ケンカを吹っかけるがショウコに止められてしまった。作中でもコウタ共々、怒ったショウコには頭が上がらないらしい。しかし続いて浅草の街に量産型ジンライ軍団が襲来すると、「自分も戦わせてほしい」という必死の願いと覚悟を買ったキサブロー博士によってGバンカランを託され、ジンライ軍団を倒すべく出撃、初陣とは思えないほどの大奮闘を果たす。
新西暦時代には恐らく化石級の骨董品レベルに相当する、喧嘩にゃ強いが、惚れた女にゃ滅法弱い、典型的な不良番長キャラ。
かと思えば、単なる脳筋キャラかと思わせてシエンヌ・アルジャンにトラウマを抉られて心を折られかけたゼオラをフォローし、逆にシエンヌ達を「権力の犬」と呼び挑発、大いに逆上させ勢いを削ぐなど頭の回る部分もある。腕っ節が強いだけでは番長や総番は務まらないのだろう。
粗にして野だが卑に非ず、とにかく漢気溢れる人物で、浅草の戦闘でジンライ軍団を撃退した後もコウタの妹・ショウコに惚れて彼女を守るべく（キサブロー博士の推薦もあり）鋼龍戦隊に付いて行く。参入後もタスクを震え上がらせたりしたが、カチーナに喧嘩を売った挙句にいなされた経緯から、カチーナに舎弟入りを果たしカチーナ共々意気投合しているらしい。
（作中、彼はカチーナを「姐さん」「姐御」と呼んでいる。カチーナからは「姐さんはやめてくれ」と言われたが。）
ゲーム中でもGバンカランが強化パーツ「ハチマキ」をデフォルトで装着した状態で参戦するほか「底力」「気力+ダメージ」「闘争心」などのスキルのお陰でとにかく気力も戦闘力も上がりやすく、更に加入時点でスキルが3つも空いているので何を習得させるか、迷うところ。
以下に、一例を挙げる。
- 気力限界突破
上記にも記載したとおり、敵陣に切り込むだけで簡単に気力が150まで上昇するので気力の上限を170まで底上げすることで、戦闘力を更に上昇させるとさらに戦闘力が増大する。
気力が上がりきった番長はもう誰にも止められなくなるのである。 - ガード
気力が上がりやすいのを生かして、ガードを習得させればただでさえ高い防御力がさらに強化される。
下記の援護防御と組み合わせるのもいい。 - 援護攻撃
そこそこ強力で、射程距離もそれなりに長いGバンカランの武器を援護攻撃に生かすのもアリ。
敵のHPを削るにあたりあともう一押しが欲しいときに助かるほか、撤退するボスを倒す一助も担える。
援護攻撃習得の暁にはぜひとも、カチーナに助太刀してやろう。 - 援護防御
Gバンカランの重装甲を援護防御に生かし、鋼龍戦隊を守護する強力な盾と成るのもいい。
全体攻撃やマップ兵器には意味を成さないものの、壁役がいるのといないのとではプレイヤーにとっても安心感が違う。何よりガンドロと並ぶ強耐久力で敵の眼前に立ち塞がるさまはとても頼もしい『漢』そのものである。
特にGサンダーゲートやGコンパチブルカイザーを援護で守ってやれば、ショウコも見直してくれるだろうか。
（しかしGコンパチブルカイザーの場合は、兄・コウタがもれなく一緒に付いてくるが。） - 補給技能
補給装置を折角持っているのだし、他の主力機体共々前線に出す機会が多いならコレも持たせておいて損は無い。
エースボーナスは何と「ド根性の消費SPが15になる」というもの。少数のSPで回復が可能なこの能力は一見すると追い詰められる度に精神コマンドを連発する過去シリーズのボス達の如く強力無比だが、搭乗機が耐久力に優れる為に滅多な事ではド根性を使わざるを得ない状況まで追い込まれる事は無い（と思われる）ため、死にスキルとまではいかずとも有効活用できる機会が少ないのが泣き所。漢気に溢れたボーナスであるのは間違いないが。
ちなみに上述の通り機動兵器による戦闘経験が無い一般人ではあるが、なぜか参入時点で撃墜数が39もある。
過去に叩きのめしてきた不良共ですね、わかります。
名台詞
- 「惚れた女に命を懸ける！それが漢の心意気！！」
「萬南無学園番長、関西轟学連合総番！ ミチル・ハナテン！ ほんで、こいつは！！」
Gバンカラン初登場時の前口上。その後、例のシーンへと続く。 - 「そこ動くなや！」 「動いたら！」 「ブッ飛ばすでぇ！！」 「動くなっちゅーとんじゃ、このボケェ！！」
カラン・キックをぶち込む際の台詞。上述の通り無茶苦茶としか言いようが無い。 - 「さあ、どんな忍法見せてくれるんや？」 「忍者ちゅーんは、もっと色々やるんちゃうんか？」
ジンライとの戦闘台詞。浅草の初舞台でも「必中」や底力があれば充分何とかなる。存分に活躍してもらおう。 - 「フン・・・ 『弱い犬ほどよく吠える』ゆうてのう」
ガイアセイバーズに所属するブーステッド・チルドレン3人組に対して。典型的な脳筋キャラかと思いきや、思いもよらない口撃でゼオラ達をフォローしつつ反撃に出るさまには、コウタ達も驚きつつ関心していた。 - 「姉御、手ぇ貸しまっせ！」 「姉御、ワイが引き受けますわ！」
援護攻撃（援護防御）を習得させ、カチーナに加勢する際の台詞。ミチルに援護を持たせると、ラッセルにも負けず劣らない働きぶりで立派に活躍してくれる。ラッセルと共にカチーナの両脇を固めるのも面白い。 - 「てっぺんの命（タマ）、取ったるで！！」 「そんなんで、よう頭が張れるもんや！」
ボス敵との戦闘台詞（後者は被弾時の台詞）。総番の肩書は伊達ではなく、流石の貫禄といったところか。 - 「ふん、けったいなタコ焼きやな！」 「あんなタコ焼きはいらんわい！」
AI1との戦闘台詞。進化の果てに異形と化したAI1をタコ焼きで片付けてしまうミチルのセンスは凄い。
第2次OG以外にも過去には団子やらドマンジュウやらと散々な叩かれ方をされたボスではあるが。 - 「フン・・・・・・ 簀巻きにして道頓堀川に突っ込んだるわ！」
応龍皇との戦闘台詞。あんな巨体を投げ込まれては道頓堀川もたまらないだろう。 - 「ワイの女神はショウコはんだけで充分なんじゃ！！」
ガンエデンとの戦闘台詞。女性なら男性に一度は言われてみたい台詞かも？ - 「○○○！ 寝言は寝て言わんかい、ボケェ！」 「○○○、ワイはまだ生きとるで！」
最終話の、ラスボス戦時の台詞（後者は攻撃を喰らった際）。○○○にはラスボスの名前が入る。
ここへ辿り着くまでに充分な改造や養成を行っていれば、ラスボスの複数回攻撃やリベンジが乗った最強武器の反撃を受けてもGバンカランとミチルは倒れることなく悠然と立っていられるはず。 - 「早いもんやのう。あのアダマトロンとの戦いから一ケ月・・・・・・ また生きて雷門を潜れるとはのう」
「エピローグにおける第一声。ちなみにこの発言後、ラスボス戦から一週間しか経っていないと突っ込まれている。「魁！！男塾」における、新エピソードの開幕シーンにちなんだパロディネタ。」
（↑ 第2次OGをクリア後、「 」内を反転して下さい）
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さあ、ニコニコ市場はどんな商品見せてくれるんや？
ほな、イカ焼きでも食いにいこか
これでタイタンズは優勝やで
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ショウコはん、ワイの関連項目見とってくれたかのう・・・
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