漢字として
弍
- Unicode
- U+5F0D
- JIS X 0213
- 1-48-17
- 部首
- 弋部
- 画数
- 5画
- 意味
- 2、二番目、二回、二倍、双方、分かれる。
- 字形
- 横棒2本による指事。〔説文解字・巻十三〕では「地の數なり。偶に從ふ」として、〔易経〕の「天は一、地は二なり」の考え方に従った解釈で説明している。
- 音訓
- 音読みは、ジ(漢音)、ニ(呉音)、訓読みは、ふたつ。名のりに、つぎ・つぐ、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校1年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 二は部首二部を作る。上と下に横の筆画を持つ漢字を収める。
- 語彙
- 二月・二義的・二元論・二黒・二三・二十四節気・二心・二親・二世・二天・二毛
- 参考
- 片仮名のニの元となった。
- 二の大字は弐(貳)。
異体字
- 弍は、〔説文〕にある古文(弐とは違う字)。JIS X 0213第二水準。
- 𢎐は、〔字彙補〕にある異体字。
互換文字
㊁、⼆、㆓は、Unicodeで二と互換な文字で、⼆は部首としての二を表す文字。㆓は、漢文の訓読に用いる記号。
関連項目
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