漢字として
- 意味
- おたがい、たがいに、交互に、入り乱れる、たがえる、間違える、甲殻動物、古代の生贄の獣を吊るす木架、縄巻き、(枑と通じて)柵という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は䇘で、〔説文・巻五〕に「以って繩を收む可きなり」とある。互は、䇘の異体字として載っていて「䇘、或ひは省す」とある。
- 字形
- 縄巻に縄を巻いたところの象形。〔説文〕に「竹に从ひ象形。中は人の手の推握する所に象るなり」とある。
- 音訓
- 音読みは、コ(漢音)、ゴ(呉音)、訓読みは、たがい、かわりに。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 互を声符とする漢字には、冱、枑、𦊍などがある。
- 語彙
- 互角・互換・互訓・互恵・互市・互助・互譲・互選・互物・互文・互有
異体字
関連項目
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