奨とは、日本の人名である。
読みは、しょう、すすむ、まさる、など。著名な人物を以下に挙げる。
漢字として
奨
- Unicode
- U+5968
- JIS X 0213
- 1-30-9
- 部首
- 大部
- 画数
- 13画
奬
- Unicode
- U+596C
- JIS X 0213
- 1-52-93
- 部首
- 大部
- 画数
- 14画
- 意味
- 旧字は奬。
- すすめる、助ける、励ます、勉める、褒める、成就、犬をけしかける、という意味がある。
- 〔方言〕に「關よりして秦・晉の間、相ひ勸むるを聳と曰ふ。或ひは奬と曰ふ」とある。
- 字形
- 形声で声符は将(將)。將はもともと肉を薦めるという字。
- 奨の本字は㢡で、將に両手で捧げる意味の廾を加えた繁文とする説がある。
- 〔説文解字〕の本字は𤟌で、犬部に属し〔説文・巻十〕に「犬を嗾(そそのか)して之れを厲(はげ)ますなり」とある。奬はその俗字として載っている。
- 音訓
- 音読みはショウ(漢音)、訓読みは、すすめる。
- 規格・区分
- 奨は常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 奨学・奨金・奨導・奨励
異体字
獎
- Unicode
- U+734E
- JIS X 0213
- 1-64-50
- 部首
- 犬部
- 画数
- 15画
- 奬は旧字体で、人名用漢字である。JIS X 0213第二水準。2004年に参考字体から人名用漢字に格上げされた。
- 𤟌は、〔説文〕の本字。
- 㢡は、〔康煕字典〕などが本字とする字。
- 獎は、〔集韻〕などにある異体字。JIS X 0213第二水準。
- 簡体字は奖。
関連項目
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