漢字として
- 意味
- いき、呼吸する、生活する、育つ、喘ぐ、一瞬、休む、休憩する、止む、静まる、子供、という意味がある。また、終助詞として用いられる。
- 〔説文解字・巻十〕には「喘ぐなり」とある。〔段注〕に呼吸の急なものを喘、緩やかなものを息というとあって、休息の意味はその引伸義としている。
- 字形
- 自+心の会意。自(鼻の象形)と心(心臓の象形)で呼吸を表す。
- 音訓
- 音読みは、ショク(漢音)、ソク(呉音)、訓読みは、いき、やすむ、やむ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 息を声符とする漢字には鄎、㮩、熄、瘜、などがある。
- 語彙
- 息肩・息災・息女・息男・息民
異体字
書き換え例
- 熄: 終熄→終息
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