漢字として
- 意味
- 思い上がる、驕った、おこたった、油断した、あなどる、ゆったりした、速度の遅い、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十〕には「惰(おこた)るなり」「一に曰く、慢(おご)りて畏れざるなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は曼。
- 音訓
- 音読みはバン(漢音)、マン(呉音)、訓読みは、おこたる、あなどる、おごる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 慢易・慢狎・慢心・慢性・慢然・慢舞・慢遊
異体字
- 𢢔は、〔正字通〕に漫と同じある異体字。
- 僈は、〔康熙字典〕に漫と同じある異体字。ほかにも嫚、謾と通じる。
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