把とは、束ねたものを数える助数詞・単位である。
漢字として
- 意味
- にぎる、取る、持つ、取っ手、つか、一握り、たば、(爬と通じて)掻く、(弝と通じて)ゆづか、という意味がある。また琶と通じて琵琶を批把とも書く。
- 〔説文解字・巻十二〕には「握るなり」とある。
- 字形
- 形声。声符は巴。巴に取っ手の意味がある。
- 音訓
- 音読みはハ(漢音、呉音)、訓読みは、とる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。当用漢字表にはなく、1981年に常用漢字に採用された。
- 語彙
- 把握・把玩・把捉
異体字
- 𢺞は、〔正字通〕にある「俗把字」とある異体字。
- 𢮤は、〔竜龕手鑑〕に「俗」とある異体字。〔五音篇海〕に「音把、義同じ」とある。
- 𩨜は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔集韻〕に杷・欛の異体とある。
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