単語

ジュ
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とは、さずけるという意味の漢字である。また以下のように人名にも用いられる。

漢字として

Unicode
U+6388
JIS X 0213
1-28-88
部首
扌部
画数
11画
音読み(常用)
ジュ
訓読み(常用)
さずける、さずかる
意味
物を渡す、さずける、与える、任命される、教える、(と通用して)受ける、という意味がある。
説文解字・巻十二〕には「予(あた)ふるなり」とある。
字形
の会意、受を符とする形、の二通りの解釈がある。受にはもともとうける・さずけるの両方の意味があり、受に手を加えてさずける意味専用として分化した字である。
音訓
音読みは、シュウ音)、ジュ(音)、訓読みは、さずける、さずかる。
規格・区分
常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年常用漢字になった。JIS X 0213第一準。
授衣・授・授業・授権・授産・授受・授賞・授賦・授与

異体字

𥢓
Unicode
U+25893
部首
画数
17画
𥠢
Unicode
U+25822
部首
画数
14画
𥡑
Unicode
U+25851
部首
画数
15画
𥡾
Unicode
U+2587E
部首
画数
16画
𥣍
Unicode
U+258CD
部首
画数
18画
Unicode
U+46F5
部首
言部
画数
15画
  • 𥢓・𥢓は、則天武后が授の代わりに作らせた字。𥢓を本字とする字書と、𥢓を本字とする字書がある。
  • 𥡑は、〔龕手鑑〕に「古文の授字」とある字。おそらく𥢓の訛字。
  • 𥡾は、〔龕手鑑〕に「古文の授字」とある字。おそらく𥢓の訛字。
  • 𥣍は、〔龕手鑑〕に「古文の授字」とある字。おそらく𥢓の訛字。
  • 䛵は、Unicodeが授の異体とする字。〔正字通〕には授と通じるとある。

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