泊とは、以下のことを表す。
- 泊(はく) - 宿に泊まる回数を数える助数詞
地名
日本各地に泊という地名がある。
- 泊村 - 北海道古宇郡にある村
- 泊村 - 北海道国後郡にある村
- 泊村 - 北海道檜山郡にあった村
- 泊村 - 鳥取県にあった村
- 泊駅 - 富山県にあるJR西日本北陸本線の駅
- 泊駅 - 鳥取県にあるJR西日本山陰本線の駅
- 泊駅 - 三重県にある近鉄内部線の駅
その他
漢字として
- 意味
- 止まる、船を岸に止める、碇泊する、宿る、漂う、静かな、沼、さざなみ、(白と通じて)恬淡、淡白、(岶と通じて)竹が密生するさま、(薄と通じて)薄い、という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は洦で〔説文・巻十一〕に「淺き水なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は白。
- 音訓
- 音読みはハク(漢音)、バク(呉音)、訓読みは、とまる、とめる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 泊乎・泊然・泊地
異体字
- 洦は、〔説文〕の本字。形声で声符は百。JIS X 0213第四水準。JIS X 0212補助漢字。
- 𣶊は、〔集韻〕に「洦、或ひは陌に从ふ」とある異体字。
- 湐は、〔集韻〕に「洦、或ひは柏に从ふ」とある異体字。
- 淿は、〔字彙補〕にある古文。〔石鼓文〕の註に見える。
- 濼の、大きな池の意味の場合、俗に泊に作ることがある。
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