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※※注意※※ この記事は、『死噛 〜シビトマギレ〜』後半の展開についてネタバレしています。 |
......『どうして』だと?とは、『死噛 〜シビトマギレ〜』の登場人物である近衛聖造のセリフ。
概要
近衛原学園の校長である近衛聖造が、一向に事態を解明できないでいる奇行が目立つ冴えない中年こと怪異家の主人公にキレた際の熱い正論。
胡散臭そうな見た目ながらそれまで温厚に主人公をサポートしてきた彼がこのようなことを言ったため、プレイヤーに強い印象を残し、以降、実況などでは「どうして」という単語が出るたびこのセリフがコメントで擦られていった。
このセリフが発せられた状況
時計塔にて、主人公はシビトの策略に罹り、それまで親交を深めて行動を共にしていた近衛原学園の生徒である絹川みちほをバールで滅多打ちにして撲殺してしまう。
本来守るべき対象である生徒を自ら手にかけてしまったことに呆然とするも、その後はみちほの親友の堂領姫子に甲斐甲斐しく介抱され朝を迎え、疲労と加害者としてのトラウマに苛まれながらもいつにもなく強い語調の近衛聖造からの電話に応え、何事もなかったかのように登校することに。
しかし、ちょうど放課後のチャイムが鳴り響く時間帯に学園に到着した主人公が見たものは、ダニのバケモノのような怨霊に憑りつかれ疲弊しきった顔の生徒たちだった。どうやらシビトの影響力が拡大しているらしい。
それに気づく様子はないものの明らかに疲れている校長は、主人公に対し、昨日の夜から寮に帰っていないみちほの行方や、主人公が臨時教師としていかに不適格かを4枚のレポート用紙にビッシリ書き込み、さらに怪文書を残して無断欠勤した女教師について何か心当たりがないか聞き出そうとする。
「......『どうして』だと?」 「いつも『どうして』ばかりだな、君はぁ……」 「そいつをさっさと調べて、なんとかするのが君の仕事だろう!」 「君が! 君が鈍くさいからどんどん被害が増えとるんだぞ!」 「人の命がかかっとるんだぞ! 何人も生徒が死んどるんだぞ!」 「無能は理由にならん! 結果が全て! この事態は君の責任なんだよ!」
「分かっとるのか⁉」
と鬱憤をぶちまける。
怨霊が憑いたことに起因する体調不良もあり、それまで平静を装っていた校長のメンタルは限界に達していたのだ。
それが、猶予時間が短いとはいえ、依頼してからターゲットとなった生徒を誰も守れず、代り映えしない進捗を繰り返し知らぬ存ぜぬを押し通そうとする主人公の曖昧な返答で精神の堰が崩れてしまった。
主人公はそんな校長の態度とは打って変わり、心の中で「温厚な彼らしくない激昂…… これも呪いの影響なのか……?」とズレた冷静さを発揮する。
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