日本円において千円札一枚分の価値である。
千円紙幣そのもののことも指す。
概要
現在の1000円札は5代目で、2004年から発行開始された。
表面には野口英世の肖像画、裏側には逆さ富士と桜が描かれている。
一万円札を「諭吉」と言うように、千円札を「野口」や「英世」と呼ぶ場合もなくはないが
諭吉さんの陰に隠れがち。お年玉が野口さん1人だと寂しいかもしれない。
価値
- 一食分1000円ならそれなりに豪華なものが食べられる。
- 電車でもある程度の距離までは行ける。
- 駄菓子屋ではちょっとだけ無双できる値段である。
- 一品しか買えなくとも、コンビニにある大抵の物は購入できる。
- 漫画の週刊/月刊や単行本が新品で1~3冊買える。
- 中古品、中古書籍などはかなり幅が広がる。ジャンク品も含める。
- 店にもよるが、福袋の最低値段が1000円程度。
災害時(停電)などはATMやカード類が一切使用できないため、小銭と共に忍ばせておくのも有効。
飲食店など、メニュー単品で1000円に近付く/超えると(余程の名店でもない限り)客足が遠のくことから「1000円の壁」と呼ばれることもあり、減量・節約・値上げといった苦渋の選択を余儀なくされる。
両替
自動販売機では千円札までしか対応していない機種が大半であるため、二千円札はまず無いにしても五千円札以上しかなく困る、身近なコンビニ等で崩してくるといった選択も珍しくない。
ゲームセンター等の筐体には紙幣が投入できないため両替機が活用されるが、中には両替だけして帰ってしまう人間にも悩まされているようだ。
歴史
最初の千円札は終戦直後の1945年8月17日に発行されたが、新円切り替えにより1年持たずに失効した。その後1950年に2代目が発行。この時は表面に聖徳太子が描かれている。その後チー37号事件などの偽札事件が発生したため1963年に3代目(肖像画は伊藤博文)、さらに1984年に4代目(肖像画は夏目漱石)が発行され、現在は2004年の5代目(野口英世)に至る。
簡単なまとめ:
人物無し(1945年)…1年待たずに失効 - 聖徳太子(1950年) - 伊藤博文(1963年) →
夏目漱石(1984年) - 野口英世(2004年) - 北里柴三郎(2024年/予定)
その他
名探偵コナンにおいては千円札の偽札を作ろうとした犯人グループが登場し、透かし以外は店員を騙せるレベルの割と本物っぽいレベルの代物であった。両替の手間や監視カメラとかの映像証拠がどうのとか、一万円札を偽造したほうが良いのでは?とか言ってはいけない。
関連リンク
千円札歴代人物は?旧千円札の価値も解説!2024年からは北里柴三郎に! | 高く売れるドットコムマガジン (takakuureru.com)
関連項目
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