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当記事においては、10000系(10000形)という、鉄道車両の系列・形式を表す呼称について記述する。
概要(日本の鉄道車両)
おもに私鉄の旅客用電車に使用されるが、国鉄では電気機関車・気動車と貨車に付番の事例がある。ただ、10000以上(5ケタ)の車番に関しては付番する事業者としない事業者が割とはっきり分かれている。
付番が早かったのは南海と近鉄で、特に近鉄は10000系登場ののち、若干の例外を除き特急車に5ケタの番号を付番している。関東では昭和末期~平成に至っての導入であるが、相鉄・西武・東武・東京メトロにおいては4ケタ付番を取りやめている。小田急では近鉄同様、特急ロマンスカーに5ケタ車番を与えている。
ちなみに小田急・西武・東武は新車両の導入に際し10000単位で車番を刻んでいるが、相鉄・京阪・南海は1000単位で車番を刻んでいる。近鉄に至ってはさらに細かく100単位・10単位で番号を刻むため、10000番台の特急車両は種類が非常に多くなっている。
10000系(形)の一覧
※太字は個別記事のある車両。
- 小田急10000形 - 1987年に登場。ロマンスカーHiSE車。
- 近鉄10000系 - 1958年に登場。初代ビスタカー。
- 京阪10000系 - 2002年に登場。
- 西武10000系 - 1993年に登場。ニューレッドアロー。
- 相鉄10000系 - 2002年に登場。本線・いずみ野線で使用される。
- 東京メトロ10000系 - 2006年に登場。副都心線・有楽町線、及び乗り入れ先の各線にて使用される。
- 東武10000系 - 1983年に登場。幅広い運用に使用される。
- 都営地下鉄10-000形 - 1971年に登場。読みは「いちまんがた」。
- 南海10000系 - 1985年に登場。南海本線の「特急サザン」。
10000番台の系列
※1000刻みで付番されている車両のみ。太字は個別記事のある車両。
11000系
- 相鉄11000系 - 2009年に登場。本線・いずみ野線で使用される。
- 南海11000系 - 1992年に登場。高野線で使用される。
- 高松琴平電気鉄道11000形 - 一応電車。旧国鉄ワフ25000形。
12000系
- 近鉄12000系 - 1967年に登場。初代スナックカー。
- 相鉄12000系 - 2019年に登場。JR湘南新宿ライン乗り入れに使用される。
- 南海12000系 - 2011年に登場。南海本線の「サザン・プレミアム」。
13000系
- 東京メトロ13000系 - 2017年に登場。日比谷線、及び直通先の東武伊勢崎線等で使用される。
- 京阪13000系 - 2012年に登場。京阪全線で使用される。
- 高松琴平電気鉄道13000形 - 貨車。旧国鉄トラ1形。
15000系
- 東京メトロ15000系 - 2010年に登場。東西線、及び直通先のJR中央総武緩行線等で使用される。
16000系
17000系
18000系
関連項目
系列・形式 |
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