101番目(ハンドレッドワン)の百物語とは、MF文庫J刊、サイトウケンジ著のライトノベル。
概要
ゲームライター・サイトウケンジによる初のライトノベル。
挿絵・イラストは涼香。
2010年7月から2012年11月まで刊行、全8巻。ホビレコードからドラマCDも発売された。
「都市伝説」を題材としており、現実世界でもまことしやかに吹聴される口承が多数登場する。
ジャンルは「ノンストップ学園アクションラブコメ」とされており、
バトル、アクションのほかにも女性キャラクターとのあんなイベントこんなイベントが(ry
あらすじ
主人公・一文字疾風(モンジ)は、高校生としてごくごく普通の生活を送っていた。
ある日の学校帰り、突然『ヤシロ』と名乗る謎の少女が現れ、携帯電話「Dフォン」を手渡される。
モンジがDフォンをいじっていると、都市伝説サイト『8番目のセカイ』 に接続されーー
『おめでとうございます! 貴方は見事、「百物語の主人公」に決定しました!』
『101番目の百物語』モンジの、都市伝説『ロア』との戦い・協力の日々が始まったのだった。
登場人物
- 一文字疾風(いちもんじ はやて)- CV:江口拓也
- 本作の主人公。通称「モンジ」。
Dフォンで8番目のセカイに接続したことで『101番目の百物語』の『主人公』となり、
都市伝説の具現化した存在『ロア』を蒐集して百物語の完成を目指すことになる。
性格は過度のお人好し。他人の悩み、辛さを抱え込もうとするきらいがある。
それゆえか女性との縁が多く、周囲に美少女が集まりハーレム状態に…爆発しろ! - 一之江瑞江(いちのえ みずえ)- CV:小倉唯
- ヒロイン。
モンジがDフォンを手にした翌日、学園に転入してきた小柄な美少女。 - モンジの後ろの席に着くと、身の毛もよだつ声で彼に意味深な一言をかける。
- 清楚な風に感じられるが実際には相当な毒舌家であり、特にモンジにはキツく当たる。
- 仁藤キリカ(にとう きりか)- CV:南條愛乃
- モンジのクラスメイト。
抜群のスタイルに人当たりのよい性格でクラスの人気を集める美少女。
都市伝説に詳しく、話のネタを仕入れてはモンジとおしゃべりをしている。 - ことあるごとにいたずらで彼を誘惑するが、その正体は……
- 七里誌穂(しちり しほ)- CV:吉田真弓
- 学園の生徒会長。
- 人懐っこいキャラクターに、モンジ曰く「悩ましい」スタイルで学園のアイドルとまで称される。
- 時々モンジたちを生徒会室に呼び出し、都市伝説に関して調査を依頼する。
- モンジの恋慕する女性。
- 六実音央(むつみ ねお)- CV:石原夏織
- 学園の副生徒会長。
- モンジとは中学からの腐れ縁であり、気の強い性格もあってその発言には遠慮がない。
- 均整のとれた身体つきをしており、雑誌のモデルもしている。
- ある日都市伝説の調査に同行し、モンジたちと共に怪現象に巻き込まれる。
- 六実鳴央(むつみ なお)- CV:石原夏織
- 音央の双子の姉。
- 容姿は音央に瓜二つだが、音央の茶髪に対して鳴央は黒髪。
- 性格は正反対であり、鳴央は奥ゆかしく恥ずかしがり屋である。特に下ネタには弱い。
- とある事件の後、音央と一緒に学園での生活を始める。
- 須藤理亜(すどう りあ)- CV:日高里菜
- モンジの従兄妹。
- 中学生にしては冷静でしっかりしており、同居する一文字家の家事を行っている。
- 他人が体に触れることを極度に嫌うが、モンジには気を許しており撫でてもらうことも。
- ある日『ロア』と戦闘する兄の姿を目撃し、彼の前に現れる。
- スナオ・ミレニアム - CV:藤田咲
- 怪人『赤マント』のロア。
- 金髪縦ロールの幼女の姿をしており、その言動も容姿に違わず幼い。
- 学園内でモンジと一之江を『ロア』の世界に引き込み、かどわかすべく襲い掛かる。
- アリサ - CV:東山奈央
- 『予兆の魔女』のロア。
- 見た目は幼いが、今後発生する事象の「予兆」を感知する能力を持った強大な魔女。
- 自身の目的のために理亜に接触し、彼女にとっての「不吉な予兆」を見せて契約を迫る。
- 氷澄・エンフィールド(ひずみ・-)
- モンジの『百物語』を取り込もうと彼の前に現れた『主人公』。
- 手下のロア・ラインを従えてモンジに勝負を挑む。
- キザなキャラを気取っているが、戦闘場所のシチュエーションにこだわったり
- ゲーム機をラインへの報酬とする約束を義理堅く守ったりと意外に面白みのある人物。
- ライン
- 『ターボばあちゃん』のロア。
- とはいっても外見は小学生程度の所謂「ロリババア」であり、老婆めいた喋り方をする。
- 氷澄に従っており、音速を超える機動力を活かした高速戦闘を得意とする。
- ヤシロ
- モンジの前に現れ、Dフォンを手渡した謎の少女。
- 風貌は白いワンピースに目深の帽子と神秘的。
- 語り部 - CV:下田麻美
- 各巻の冒頭で読者を本編へと誘う謎の語り部。
- やけにフランク、且つ悪い意味で「現代的」な話し口調。
- 毎度主人公のハーレムをネタに読者を煽る奮起させる。
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関連項目
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