Flash版プレイヤー終了によりflvの直接再生、PCM 1411.2Kbpsが不可能になった。
この記事は旧配信システム(SMILEVIDEO)時代の話です。
概要
1411.2kbpsとは、リニアPCM音声「16Bit×44100Hz×2Ch」のビットレートである。
CDと同等の無圧縮(ロスレス)なので、可逆圧縮するMP3やAACより音質に期待出来る。
投稿者が、その音楽CD所有者または作曲者であれば、
幅広いPCで再生出来る範囲内の最高音質(音声ビットレート)と言える。
もちろん、PCに内蔵または接続されているサウンドユニットのDAC品質によって音質に影響する。
確認方法
動画をそのままダウンロード出来るブラウザのプラグインを使う。
例えば IE DownloadHelper、FirefoxのVideo DownloadHelper など。
1411.2Kbpsを主張してる動画でMP4ファイルである場合
MP4コンテナはPCM非対応なので投稿者が作成時に間違えたか、ウソをついた可能性がある。
flvファイルである場合、動画再生ソフトなどで確認をする。
MPC-HCの場合、ファイルを開いた後に画面を[右クリック]→[プロパティ]
Audio: PCM 44100Hz stereo 1411kbps [Audio PCM]
などと書かれているので、大体の情報が分かる。
MP4コンテナの、基本「H264+AAC」しか扱えないのに対して
Flvコンテナは、「H264+MP3 or AAC」や「VP6+MP3 or AAC or LPCM」などの、
コーディックの種類を選べる事で、自由度が増す利点はある。
外部の音声抽出サイトを利用する際の注意
この手(例えばFlv+VP6+PCM) の動画で、ニコニコ動画をMP3に変換するサイトを利用した時に
まずロスレスの恩恵を受けない他、ビットレートが低くされてしまう事がある。
サイトごとの変換の対応状態を確認しましょう。
登場の流れ
以前からFlvコンテナにLPCM音声を含むことが出来るが、1000Kbpsの制限があった。
2009年12月頃、プレミアム会員に対してのビットレート制限廃止に伴い、
いままでより高品質な動画音声を投稿する事が可能になった頃に、これの投稿が可能になる。
解像度やフレームレートが非常に高い動画(ニコニコベンチマーク)なども登場した時期である。
関連動画
関連項目
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