1942年「キノコ宣言」とは、「シムシティ実況 ~目指せ均整都市~ part07」内において、動画のうp主でもあるひできち市長によって発せられた宣言である。
概要
シムシティにおいて、R (住宅地) から発生する病院には住民が住むことはない、つまり人口が増えないため、プレイヤーから嫌われる存在となっている。また、破壊してもペナルティが発生することはないため、優先的に削除される場合が多い。
動画内でプレイヤー (市長) であるひできち市長は、シムシティ実況 ~目指せ均整都市~ part05の動画で、人口が25万人を突破した1939年6月 (シムシティでの日付)に病院の破壊を宣言。同じ月に病院の破壊を開始した。動画では、温かい人柄と定評のあるひできち市長の病院に対する憎悪が爆発し、「このキノコ野郎ども!意味ないらしいじゃねえかよ、この野郎!」と発言。視聴者からは、いつもは温厚であったひできち市長が豹変してしまったということで、驚きと困惑、そして笑いのコメントが投稿されている。また、この発言により「病院=キノコ」となった。
その後、何度も発生する病院の破壊と新たな住宅地の建設に尽力を注ぐが、一向に壊滅する兆しは見えなかった。そんな状況下、「曲がりなりにも病院なんだから、キノコ野郎って言い方はあんまりだ」というコメントを受け、1942年10月キノコ宣言が宣言された。
宣言の内容
この宣言は以下の全四条からなる。
第一条
キノコ野郎ですとも!!
キノコ野郎ですよ?
第二条
あの十字架を見たら、もぅこれは病院っていう風に見ないで、記号で捉えてください。
あれはおじゃまぷよみたいなもんなんです。
第三条
第四条
寧ろキノコ以下!!
宣言の解説
第一条
シムシティにおける病院をキノコと定義するということをこの条では宣言している。「キノコ野郎ですとも!!」「キノコ野郎ですよ?」と重ねて強く言うことで、病院の存在意義を否定し、病院を破壊することの正当性を主張している。
第二条
ここでは病院を現実社会での病院と同様に考えてはいけない、ということを主張している。現実社会での病院は生活になくてはならない施設であるが、シムシティの病院は人口の上限を下げてしまう上に、破壊してもペナルティはない。そのため、病院を「おじゃまぷよ」(株式会社コンパイルの代表作「ぷよぷよ」に登場する、プレイヤーを邪魔するブロック) に例えて、破壊の正当性を再度主張している。
第三条
なぜキノコと喩えたか、という疑問の理由に答えている。そして答えると同時に、キノコ以外に喩えようがなかったと主張している (「キノコ以外の、何だって言うんですか!?」 (いや、キノコ以外の何物でもないでしょう!) と反語を使っている)。また、病院が同じ場所に何度も出現し、これほどまでにうっとうしいものはない事を訴えている。
第四条
ここでは、シムシティにおける病院の地位はキノコ以下であるということを主張している。第三条まで「病院=キノコ」と主張されてきたが、この条で病院はキノコ以下ということを示すことによって、病院の存在意義は邪魔以外の他でもないことを強く主張したかったのだと思われる。
宣言の反響
宣言はあんまりな内容ではあったが、視聴者に好意的に受けとめられた。
宣言の後、ひできち市長は「今後、俺が病院を潰す時は、みんなで『このキノコ野郎が!!』っていう風にコメントを残してくれると、俺が (動画を) 後で観たときに大喜びしますんでよろしくお願いします!」と発言したため、その後、病院を破壊する際は「このキノコ野郎が!!」と弾幕が張られることになった。
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関連項目
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