1発だけなら誤射かもしれないとは、
のことである。
概要
1発だけなら誤射かもしれないは、元々は2003年4月20日の朝日新聞東京版朝刊第2面に掲載された、"有事法制ここが分からない「武力攻撃事態」って何" という、反有事法制記事に書かれたフレーズである。
その中のFAQで
Q : ミサイルが飛んできたら。
という設問があり、これに対する答えを、
A : 武力攻撃事態ということになるだろうけど、1発だけなら、誤射かもしれない。
と記述し解説。
どこかの国から日本に向けてミサイルが飛んできたら、常識で考えて間違いなく「武力攻撃事態」であろうが、それでもなお「1発だけなら、誤射かもしれない」と頑なに攻撃ではないと言い張るが如くの表現から、朝日系電波記事へのツッコミなどに使われる(当然ながらその1発が核ミサイルであるならば間違いなく日本は終わる)。
とのツッコミがなされたりするが、保守系の産経新聞においても防衛省関係者の発言として朝日新聞と同旨のことが記載されたこともあるhttp://www.sankei.com/politics/amp/170413/plt1704130036-a.html。実際、過去にミサイルが誤射した、あるいは、誤射しかけた事例はいくつもあり、また、特に核攻撃を仕掛けるにあたって一発だけ発射するというのは不自然であるから、一発だけだと誤射の可能性があり要件として求められている計画性の認定できないおそれがあるという指摘はおかしなことではない。
だが上記については『(敵基地攻撃のためには国家が組織的に計画した武力攻撃事態との認定が必要だが、法律上)誤射の可能性がある以上はできない』という文脈上での話であって、誤射だろうがミサイルが領土に飛んで被害がでている状態を放置していいという話ではない。
ニコニコ動画界隈では、FPS動画等ゲームプレイ動画で誤射や誤爆への慰めなどに使われている。
「1発だけなら、誤射かもしれない」が、場合によっては「貴様は祖国を裏切った!!」のパターンに発展するやもしれないので注意が必要である。
余談
余談になるが本記事には些細なものだが、かなり大きなミスが存在する。
きちんと調べ物をして書かないといけないものは億劫がらずに一次ソースに当たってしっかり調査しないと大恥をかくということを仮にもベストセラー連発の作家が本記事をミスごと「参考」にしてしまい世間に証明してしまった。
皆様方もこの偉大なる反面教師を参考にし、億劫がったがために余計な恥をかかぬように気をつけて人生を送って頂きたい。
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関連項目
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