2代目ドンキーコングとは、任天堂のゲーム『ドンキーコング』シリーズに登場するキャラクターである。
概要
『スーパードンキーコング』(略称・スパドン)から登場した「2代目」のドンキーコング。初代ドンキーコング(クランキーコング)の孫であり、祖父から名前を譲り受けた形になっている。「DK」というマークが入った赤いネクタイがトレードマークである。
ちなみに、クランキーコングの息子はドンキーコングJr.であり、2代目ドンキーコングとドンキーコングJr.の関係はJr.と2代目が共演した「マリオテニス64」のとある攻略本では「親子」と記されていたが、任天堂の公式サイトで両者の関係が明かされたことはない。(Jr.にきょうだいがいなければ親子であることは確実だが、きょうだいがいる場合はおじと甥っ子である可能性も否定できない。) しかし、2023年4月に公開された映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』内では2代目がクランキーコングの息子ということになっており、実質的にJr.の存在が無かったことにされている。Jr.自体は2019年配信のスマホゲーム『マリオカート ツアー』でドット絵ではあるものの登場しているので、任天堂が彼のことを忘れていたわけではないだろう。初登場時にクッパの息子たちとされていたコクッパ7兄弟が後に息子から部下という設定になったように、こちらも設定が変更されたのかどうかは映画公開後にドンキーコングシリーズのゲームがまだ発売されてないので断定はできず、この設定は映画だけのものという可能性もある。
初代ドンキーコングであったクランキーコングは悪役として出ることが多かったが、2代目ドンキーコングは「気は優しくて力持ち」というヒーローらしい性格となっており、コングファミリー内ではリーダーとして認められている。しかし、『マリオvs.ドンキーコングシリーズ』ではマリオの友人ポリーンをさらってしまうなど多少短気で強引なところもある。
デビュー作の『スーパードンキーコング』ではジャングルのヒーローとしてキングクルール率いるバナナ泥棒団クレムリンを相手に冒険を繰り広げた。しかし、『2』と『3』ではクレムリンにさらわれてしまい、ディディーやディクシーに助けられている。
『ドンキーコング64』では再び主役として登場した。64のみココナッツ・キャノンという武器が与えられている。
『ドンキーコング ジャングルビート』では単独で主役を張り、プレイヤーがタルコンガあるいはヌンチャクを駆使してスタイリッシュゴリラアクションで敵をなぎ倒していく。
それから6年越しにしてスパドン三部作の流れを汲んだ横スクロールアクション、『ドンキーコングリターンズ』や『トロピカルフリーズ』でもディディーらと共に主役として登場し活躍している。
主な声優は長嶝高士だが映画では武田幸史、海外で製作された3Dアニメでは山寺宏一が吹替えを担当している。そのほか、スーパードンキーコングでは開発スタッフのケヴィン・ベイリスが、ドンキーコング64では同じく開発スタッフのグラント・カークホープが声を担当している。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではボイスはなく、SEのみである。
外部出演
- マリオシリーズ
マリオカート64で初登場。主に、マリオカートやマリオパーティなどのプレイアブルキャラクターとして登場することが多い。 - マリオvs.ドンキーコングシリーズ
マリオを邪魔する悪役として登場している。 - スーパーマリオRPG
「ドソキーユング」というそっくりなキャラクターが登場している。 - 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
全作品に登場。パワーに溢れスピードも兼ね備えた重量級のファイターとして活躍している。しかし、ゴリアピのせいでネタとして扱われてしまうことが多い。
ドット絵
関連動画
関連静画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- キャンディーコング
- クランキーコング
- スワンキーコング
- タイニーコング
- チャンキーコング
- ディクシーコング
- ディディーコング
- ディンキーコング
- ファンキーコング
- ランキーコング
- リンクリーコング
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