この記事は曖昧さ回避の要素を含みます。 |
当記事においては、2000系(2000形)という、鉄道車両の系列・形式を表す呼称について記述する。
概要(日本の鉄道車両)
おもに私鉄の旅客用電車に使用されるが、国鉄でも蒸気機関車と貨車に付番の事例がある。
鉄道の車両番号は多くの場合小さい番号から付番されるため、1000系(形)に続けて付番される機会が多いとみられる。つまり事業者の導入車両としては割と早い段階で付番されるため、すでに引退してしまった2000系(形)も相当あり、相鉄、京王、東武、京成の各社は当該車両の引退後は空き番となっている。
逆に1周して2代目が導入されている(小田急2000形、東京メトロ2000系など)事例もある。
東急は戦時中「大東急」になったのち、各線区ごとに大規模な改番整理を行い、2000番台には旧京王電軌の車両を充てた。このため大東急から京王が独立した際空き番となり、1992年に2000系(のち9020系に改番)が導入されるまで空き番期間が長かった。
阪神は戦前までの1000番台から、初の大型特急車に「3011形」と付番し、2000番台を豪快に飛ばした。もっとも阪神は4000はもちろん6000も飛ばしており、偶数をあまり付けたくなかったようである。1990年に7001形・7101形などを改造して「2000系」が付番されたが、2011年に引退したため、再び空き番となっている。
2X00系(南海2300系ほか)、20X0系(京王2010系ほか)など、百の位や十の位が0ではない系列・形式も存在する。
個別記事のある2000系(形)
- 愛知環状鉄道2000系 - 2002年に登場。
- 北近畿タンゴ鉄道KTR2000形 - 1989年に登場。
- 京急2000形 - 1982年に登場。快特用セミクロスシート車。
- 札幌市交通局2000形 - 1971年に登場。
- JR四国2000系 - 1989年に登場。
- 西武2000系 - 1977年に登場。
- 東急2000系 - 1992年に登場。半蔵門線乗り入れ仕様車。
- 東武2000系 - 1961年に登場。日比谷線乗り入れ仕様車。
- 東葉高速鉄道2000系 ※東京メトロ05系へリダイレクト
- 南海2000系 - 1990年に登場。高野線山岳区間用。
- 阪急2000系 - 初代は1960年、2代目は2024年に登場。
- 名鉄2000系 - 2005年に登場。「ミュースカイ」。
個別記事のない2000系(形)
etc.
関連項目
系列・形式 |
---|
100系 - 200系 - 300系 - 400系 - 500系 - 600系 - 700系 - 800系 - 900系 |
1000系 - 2000系 - 3000系 - 4000系 - 5000系 - 6000系 - 7000系 - 8000系 - 9000系 |
10000系 - 20000系 - 30000系 |
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 500系
- 100系
- 300系
- 700系
- 800系
- 200系
- 400系
- 7000系
- 鉄道車両の形式表記の読み方
- 1000系
- 30000系
- フリーゲージトレイン
- 振り子式車両
- 気動車
- 600系
- 9000系
- 5000系
- 10000系
- 系(鉄道車両用語)
- 4000系
- 8000系
- 6000系
- 3000系
- 20000系
- 900系
▶もっと見る
- 2
- 0pt