2020年ワンダー・キディとは、1989年に韓国で放送されたテレビアニメである。原題は『2020年宇宙のワンダーキディ』(2020년 우주의 원더키디)であり、日本では1992年に放送された事がある。
あらすじ
2020年、地球の人口爆発や環境問題などから人類は未知の惑星の探索を行っていた。主人公・アイケンの父親は惑星『UPO』の探索を行っていたが、遭難にあってしまう。アイケンは父親を捜す為に捜索隊に忍び込み、宇宙へと旅立つ。
概要
放送当時から30年後の未来社会を描いたSF作品。韓国KBSで放送された。全13話。韓国産の本格連続アニメとして草分け的存在としても知られており、数々の受賞歴を持つ。主題歌がなんか軍歌っぽい。
海外輸出を視野に入れて作られたこともあり、当時の韓国ではかなり力の入った国産連続アニメである。4年後の1992年には日本にも輸出された。日本ではあのナックによって吹替版の制作と配給が行われており、NHKBS2の『衛星アニメ劇場』枠にて放送されている。藤田淑子や、かないみかといった声優が参加している。
ちなみに本作品では映像が評価される一方で「細かい効果音が無くて残念」という指摘もあるが、まるで吹替版を制作した会社による何らかのアニメのようだ。
作品の時代設定に追いついた2020年1月1日には、韓国KBSのYouTubeチャンネルにて全話のストリーミング配信が実施された。またSNSで本作品に言及する芸能人もおり、「時代が追いついた」事に対する盛り上がりが見られた。
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関連項目
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