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概要
ツーハンドルーピングプレイの通称。
ちょうど2つのヨーヨーを用いて、ルーピングトリックを行うプレイスタイルである。
定義
マウントしていないのならば、ストリングをつまんだり体の一部に引っ掛けてもルーピング扱いである。
以下の場合は、加点対象とならない。
- 片手のみのルーピング
- ヨーヨーがマウントしている
- ヨーヨーが周回せず、ぶら下がっているだけ
- 「サイドワインダー」などのヨリ調整技
- 「バンク・デポジット」「ドッグバイト」など、ストリングが最後まで巻き取られないトリック
- 追加減点1(停止)を取られる場合がある。
以下の場合は、減点。
トリックタイプ
以下に、トリックの小分類を示す。箇条書きになっているのは個別の技である。
トリック名はアメリカ式を用いるが、別名がある場合は括弧書きで示す。
ループ Loop
ヨーヨーをスリープさせずに手元に戻すトリックのうち、ヨーヨーを下へ送り出し、上から戻ってくるトリック全般。
右手・右撚りストリングの場合、インサイド(手の内側)で行うとストリングが緩み、アウトサイドでは締まる。
ホップ Hop /パンチ Punch
ヨーヨーをスリープさせずに手元に戻すトリックの内、ヨーヨーを上へ送り出し、下から戻ってくるトリック全般。
下向きの場合をホップ、それ以外をパンチという。
右手・右撚りストリングの場合、インサイド(手の内側)で行うとストリングが締まり、アウトサイドでは緩む。
アラウンド・ザ・ワールド Around the World
リーチ・フォー・ザ・ムーン Reach for the Moon
- リーチ・フォー・ザ・ムーン(シュート・ザ・ムーン)
- プラネット・ホップ(オーバー・ザ・フェンス)
- クリケット
「アーチ」ともいう。
ヨーヨーを下から送り出して下に戻し、上に送り出して上から戻す…を繰り返し、三日月を描くトリック。
ピンホイール Pinwheel
スリープしているヨーヨーの先をつまみ、小さく周回させるトリック。
ハイパーヨーヨーの初期ではストリングトリック扱いだったが、現在ではルーピング扱いである。
ラップ Wrap
スリープしているヨーヨーを、体のどこかに巻きつけるか引っ掛けて周回させるトリック。
レイ・オン・ザ・バック Lay on the Back
地面に寝そべって行うトリック。サブマリンからつなげることも多い。
ファウンテン Fountain
サブマリン Submarine
リジェネレーション Regeneration
手元に戻ってきたヨーヨーをキャッチせずに送り出し、再度スリープさせる技。
2Aのみならず、他のプレイスタイルでも行われる。
ループクロス Loop-cross Tricks
- ループクロス・インサイド・ループ(クリスクロス)
- ループクロス・ホップ・ザ・フェンス(キャトル・クロッシング)
- ソード・アンド・シールド
リストクロス Wrist-cross Tricks
手首を交差させるトリック全般。
クルクル Kurukuru
タングラー Tangler
2本のストリングがお互いに絡み合った状態で、ヨーヨーが周回するトリック。
主なプレイヤー
- 日本
- 江幡究 (2006全国1位、同世界4位、タングラーの開拓者。DJ)
- 斎藤慎司 (2002-2007,2009,2011,2015世界チャンピオン、最多優勝記録、最多連覇記録)
- 杉松和之 (2004JNトリックイノヴェイター、タングラーの開発者)
- 鈴木幸宏 (2002全国チャンピオン、同世界2位、2003世界3位、軟体系トリックの開拓者。故人)
- 高田柊 (2012,2016世界チャンピオン)
- 永瀬巧 (1999世界チャンピオン)
- 藤井啓 (2005,2008全国チャンピオン、2004,2016世界2位、パフォーマー)
- 山本拓馬 (2008,2013-2014世界チャンピオン、唯一斎藤慎司との直接対決を制す)
- 横山光士 (1999-2001,2003-2007世界2位、最多2位記録)
関連動画
関連項目
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