概要
JR九州の路線は交流電化されているが、福岡市営地下鉄空港線と直通運転を行なっている筑肥線・唐津線は直流電化されている(他には山陽本線がある)。その筑肥線において一部区間の複線化に伴って増発される事となったが、103系では両数が足りない為新製された。
JR九州唯一の直流形新製車両となったこの303系は1999年に6連2本を投入(運用自体は2000年1月22日から)、3年後の2002年に6連1本が追加投入され2012年時点で6連3本が唐津車両センターに在籍している。編成記号はKで製造メーカーは3本とも近畿車輛(近車)。
車両としてはほぼ同時期に製造され豊肥本線に投入された815系に似ている部分もあるが地下鉄乗り入れの関係で地下鉄対応とされている他、ATOを装備した事で103系では行われていない地下鉄内のワンマン運転も可能となった。
昼間は主に福岡空港駅~筑前前原駅間での運用に就いているのだが6連3本と少数であり、またJR九州ではある意味お馴染みではあるが予備車が無いギリギリの運用となっていたため、検査時は103系により代走となっていた。その後、2015年に305系が登場し、6連の本数が1本が増加したため、予備車が不足している問題は解消されている。
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