765社長杯とは、ウイニングイレブン2013を題材としたim@s架空戦記シリーズで、アイドルマスターのキャラクターがサッカーで対決するトーナメント形式のカップ戦である。前作シンデレラ・リーグ(以下「Cリーグ」)に続く大会となる。作者はT・W氏。
概要
アイドルマスターシンデレラガールズ(以下「デレマス」)、アイドルマスターミリオンライブ!(以下「ミリマス」)、およびアイドルマスターシリーズに登場する765プロ以外のプロダクションの関係者がそれぞれサッカーチームを結成し、トーナメントで戦う。
- デレマス:Cリーグ3位以内の3チーム+4位~7位の4チームによるプレーオフの勝者1チーム 計4チーム
- ミリマス:属性別(ボーカル、ビジュアル、ダンス) 3チーム
- その他プロダクションの合同チーム「プロダクション・ユナイテッド」 1チーム
765社長杯は天皇杯をオマージュした大会である。全試合がノックアウト形式の中立地一発勝負。90分で決着がつかなければ30分の延長戦を行い、それでも同点ならばPK戦で決着をつける。2014年11月24日の初戦を皮切りに毎週月曜に1試合ずつが行われ、2015年元日に決勝戦が開催される。トーナメントの組み合わせや全登録選手はうp主のブロマガを参照(注意:記事下部に初戦のネタバレあり)。
デレマスからはCリーグを勝ち抜いた猛者たちが出揃ったが、ミリマスや他プロのチームも圧倒的な個人技を備えた選手たちで構成されているため、本大会はCリーグに勝るとも劣らない世界レベルハイレベルな激戦が予想される。それだけでなく、戦術決定や選手起用等にまつわるロッカールームでのアイドルの人間ドラマも大きな見どころである。
チーム紹介
ミリマスボーカル 監督:春日未来
ミリマスの3チームが結成されたのは2014年5月。Cリーグ第7節終了後、北海道・東北の地獄の特訓相手として結成された。その後も中部の特訓相手として再び登場したが、公式戦は今大会が初めてとなる。なお、選手個人にとって公式戦が初というわけではなく、2014年1月に開催された「ドキっ!アイマスだらけのサッカー大会(以下「世界大会」)」において、「765プロオールスターズ」「ミリオンライブ選抜」のメンバーとして出場経験がある。 システムは4-3-1-2、中盤はダイヤモンド型である。 |
一回戦布陣 4-3-1-2攻撃方向↑ |
デレマス九州・沖縄 監督:冴島清美
前々回大会「サッカーフェス」では攻撃が機能せずグループリーグ敗退に終わった九州・沖縄。冴島清美超☆監督はその反省を踏まえ、攻撃サッカーの理想を追求し、守備を捨てて超☆ハイラインな3-4-3を敷く「超☆トータルフットボール」でCリーグに臨んだ。しかし現実は厳しく、攻撃はさほど機能せず、守備は案の定崩壊し、チームは前半戦7位と低迷した。 システムは変則的な4-3-1-2を用いる。選手間の距離をコンパクトに保ち、FWを含めた全員でのプレスからショートカウンターを狙うのが基本戦術である。 |
一回戦布陣 変則4-3-1-2攻撃方向↑ |
ミリマスビジュアル 監督:秋月律子
ビジュアルは、陽気から内気まで、また冷静から情熱まで、全方位の個性派アイドルが揃ったチームで、チームスタイルも個々の能力を前面に押し出すスタイルである。 システムは4-2-1-3。守備的に戦う場合は4-2-3-1となる。 |
一回戦布陣 4-2-3-1攻撃方向↑ |
デレマス東京 監督:高森藍子
メンバーの約半数がCDアイドルという強豪・東京は、Cリーグ優勝候補筆頭に挙げられたが、リーグ戦は厳しい戦いを強いられた。その戦いの歴史は、前俊を諦めない渋凛を諦めない司令缶高森藍子監督の苦悩の日々でもあった。 公称システムは4-3-1-2だが、右SBは超攻撃的で役割はWBに近く、逆に左SBは超守備的で事実上CBであるため、実際のシステムは変則3-4-1-2といえる。守備時はシステムを4-4-2に変えてサイドの手薄さを補う。 |
一回戦布陣 変則3-4-1-2攻撃方向↑ |
ミリマスダンス 監督:佐竹美奈子
ダンスは、日頃のダンスレッスンで培った身体能力と発想力で相手を圧倒しつつ、これまたダンスで培った団結力で守備を固める、ダンス万能説を体現したチームである。 システムは4-2-3-1。後方で守備をしっかり固めつつ、攻撃時は前線の創造性あふれるメンバーに任せるというショートカウンターを武器とする。 |
一回戦布陣 4-2-3-1攻撃方向↑ |
デレマス北海道・東北 監督:小関麗奈
サッカーフェスのチャンピオン。ところが、Cリーグでは最初から順風満帆とは行かなかった。サッカーフェスで発揮した堅固な守備が崩壊し、攻撃も噛み合わず、第1クールを1分6敗という無残な成績で終えてしまう。しかし、第1クール後のミリマス勢との特訓を経て、「北の大エース」黒川千秋が覚醒してゴールを量産するようになり、 守備もかつての安定感を取り戻すと、第2クール開始から怒涛の9連勝で最下位から一気に首位に躍り出る。以後は上位をキープし、勝負所では共に優勝を争うチームを次々打ち破って首位の座を固め、激戦の末二冠を成し遂げた。 基本システムは4-4-2。攻撃時は左SBが中盤まで上がり3バックの形をとる。 |
一回戦布陣 4-4-2攻撃方向↑ |
プロダクション・ユナイテッド 監督:日高舞
様々なプロダクションの合同チームであるプロダクション・ユナイテッド。その母体は、世界大会に出場した「ライバル・プロダクションズ」である。世界大会では連携こそいまいちなものの各選手が圧倒的な個人技を披露し、強豪765プロオールスターズを相手に互角の戦いを演じた。今大会はメンバーが世界大会から一部変更され、黒井崇男、石川実、千川ちひろの3名が外れ、代わりに新幹少女、玲音、音無小鳥、そして高槻家の秘密兵器・高槻かすみが加入した。 システムは世界大会と同様の3-4-3が予想される。全体的にハイラインでかつ中盤はダイヤモンド型であり、非常に攻撃的なシステムである。 |
一回戦布陣 3-3-1-3攻撃方向↑ |
デレマス中国・四国 監督:村上巴
選手総数21名と選手層はさほど厚くなく、CDアイドルも新田美波1名だけという「弱小」(村上巴監督談)中国・四国。Cリーグでは、前半戦こそサッカーフェスで準優勝した勢いそのままに上位で折り返すが、後半戦に入ると攻撃が全く機能しなくなり、一時期は流れからのゴールが409分間途絶えるなど深刻な得点力不足に陥ってしまった。順位もズルズルと下がり、終盤にはベイスターズ中部にすら抜かれ最下位に転落する危機的状況に陥った。 システムは相手に合わせて多様なものを使い分けるが、今大会ではプレーオフで機能した3-4-1-2の使用が予想される。特徴は「全員守備・前線攻撃」。つまり守備時はラインを下げすぎずFWを含めた全員でプレスをかけ、攻撃は前線の3人のアイディアに委ねるというものであり、一般的なカウンター戦術とはやや異なる。 |
一回戦布陣 3-4-2-1攻撃方向↑ |
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