AGRAVITY BOYSとは、汚い彼方のアストラ中村充志による漫画作品である。
概要
掲載は週刊少年ジャンプにて2020年2号(2019年12月19日発売)より2021年5・6合併号(2021年1月4日発売)まで連載された。その後少年ジャンプGIGA2021年SPRINGにて完結編が掲載された。単行本は全7巻。
ジャンプ+に掲載された読み切り「ジェナダイバージョン3to1」が前身にあたる。
およそ100年後の未来を舞台とするSF作品。地球型惑星:α・ジャンブローへの入植の先駆けとして、調査計画“プロジェクト・ヘルメス”に抜擢された4人の少年たちを主人公としている。
彼らの旅が始まったわずか2日後核戦争の知らせが舞い込み、次の日にはその状況を飲み込めぬまま彼らはブラックホールへと飲み込まれ――そして、次の瞬間目の前にしたのは青く悠然と輝く目的の星。かくして“冷凍睡眠装置”を使用し20年をかけて向かう予定だった計画のわずか3日目に、彼らはちょっとした合宿くらいの感覚で未開の星へ降り立つこととなったのであった……。
※この作品はコメディです。
主な登場人物
タチカゼ・サガ
「ならはっきり言わせてもらうぜクリス」「女になれ」
操縦士である17歳の少年。逆立った黒髪を持ち、主人公っぽい雰囲気をしている。おそらく日本人。状況を見て率先して方針を下すのは大体彼であり、リーダーのような役割を担うことが多い。4人の中でもごく普通の感性を持つ男であり、ボケだけでなくツッコミもこなすよく言えばバランサー的立ち位置。悪く言えば地味。ちなみに宇宙船だけでなく、車などの操縦にも長けている様子。
クリス・アーウィット
「……だからもうこれでみんな仲直り!」「ね?」
医者として乗り込んだ17歳の少年。かわいい。4人の中では最も小柄な体格をしている。かわいい。4人の中では最も常識人であり、他の3人の奇行へツッコミを入れる場面が多い。かわいい。さらに非常に性格が良く、暴走気味な状況を制して冷静な意見を言うことができる。かわいい。唯一の弱点はネーミングセンスが皆無なことであり、名前がらみになると途端にポンコツと化す。かわいい。
地球最高の頭脳と評される宇宙物理学者の少年。18歳。ハカセキャラっぽい眼鏡と白髪が特徴。非常に聡明かつ優秀な男なのだが、それ故に尊大な態度を取りがち。物事をだいぶズバズバとぶっちゃけることが多く、しばしば盛大にボケる。特に、ここ一番のひらめき顔の時は「IQ3」と言われるレベルで頓珍漢なことを本気で言いだす。痔持ち。
ババズラギ・キプラガト
通称ババ。2m近い巨体を持つ技術者の男。非常におっさん臭い外見をしているが19歳。落ち着いた外見に反して非常に濃い性格をしており、率先してボケる変人。またガタイに似合わず繊細で意志が弱く、セコイところがある。
高次存在
準レギュラー。翼の生えたフード付きのローブのような姿をした存在。年齢、性別共に不詳。襟にあたる位置からパーカーの紐みたいに2本生えた細い触手を操る。人間より遥か高次の存在であるらしく、4人にいろいろなアイテムや難題を与え、その反応を見守って楽しんでいる。わかりやすく言えば性格の悪いドラえもん。
関連動画
関連静画
関連商品
関連コミュニティ・チャンネル
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関連リンク
- 『AGRAVITY BOYS』|集英社『少年ジャンプ』公式サイト
- AGRAVITY BOYS公式 (@JUMP_AGRAVITY) | Twitter
- 中村充志 (@nesuseijin) | Twitter
- ジェナダイバージョン3to1
関連項目
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