ARIAカンパニーとは、漫画「ARIA」シリーズに登場する水先案内店の名前である。
概要
ネオ・ヴェネツィアにある規模の小さな水先案内店。当時姫屋のトップ・プリマ・ウンディーネだった天地秋乃が子供の火星猫との出会いをきっかけに設立し、猫の名前アリア・ポコテンからARIAカンパニーと名づけた。以来20年社長はずっとアリア社長。
少数精鋭、おもてなし主義である。保有するゴンドラは3艇。看板ウンディーネが会社の経営を行うという伝統がある。歴代経営者は天地秋乃⇒アリシア・フローレンス⇒水無灯里。設立当時、ウンディーネは1日最大6組のガイドを受け付けていたが、天地秋乃はこれを1日4組に制限し、質を重視したサービスを提供した。この営業スタイルの転換は業界全体にも影響を及ぼすことになる。
社屋は3階建ての建物で、3階(屋根裏部屋)は代々新人が住み込む。2階はリビング、キッチンがあり、リビングには暖炉がある。1階はオフィスで海側の大きな窓で受付をする。なおアクア・アルタの間は1階がほとんど沈んでしまう。
半人前から一人前のウンディーネへの昇格試験はゴンドラ協会で行うのが原則だが、ARIAカンパニーでは先輩ウンディーネによる試験が行われている。手続きの複雑さや協会からの許可が出にくいことから一般的には使われない手法だが、創業以来一貫してこちらの試験方法を採用している。
会社の色は明るい青(Azzurro系)。制服の帽子はリボン付きセーラー帽、靴は白い木靴のような形。姫屋時代からの天地秋乃の得意客であるデザイナーが独立を祝してデザインしたもの。
所属ウンディーネ
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関連項目
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