Amnesia: The Dark Descentとは、Frictional Gamesが開発したホラーゲームである。
概要
ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション アドベンチャー |
開発元 | Frictional Games |
販売元 | Frictional Games |
機種 | Windows MacOS Linux |
発売日 | 2010年9月9日 |
価格 (税別) |
¥ 2,300 |
対象年齢 | -- |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
スウェーデンのインディーズ系制作会社が開発した一人称視点のアドベンチャーゲーム。同社の前作Penumbraと同様、武器を持たない無力な主人公がおぞましい怪物が徘徊する古城を探索、様々な謎を解き明かしながら先へと進んでいくというサバイバル系ホラーゲームである。
前作もホラーゲームとして評価が高かったが、本作では更にホラー要素が重視されており、戦闘要素の排除や再挑戦時の難易度低下など、ゲーム性すらも犠牲にして恐怖演出を充実させた面もある。
SAN値システムや、ゲームエンジンにHPLの名が冠せられているなど、H.P.ラヴクラフト作品の影響が散見されるが、クトゥルフ神話作品の書物や怪物や劇中に登場するわけではなく、直接的な関わりは薄い。
日本では輸入版のほか、Steamで通信販売が行われており、有志の手による日本語化modが存在する。
The Dark Descent あらすじ
古城ブレネンベルグ城で目を覚ました主人公ダニエル。彼は記憶喪失に陥っており、自分が何者なのか、何故城にいるのかすらも思い出せなかったが、自分が”何か”に追われているという焦燥感だけは記憶していた。
やがて彼は「城主のアレクサンダーを殺せ」という自分からの手紙を発見する。その目的を果たすべく城の深層へと足を踏み入れたダニエルは、名状し難い怪物たちや、自分に降りかかった冒涜的な運命を目撃することになる。
SAN値(正気値)
主人公が怪物や死体などの恐ろしいものを目撃したり、暗闇の中に長時間留まっていると低下していく数値。各チャプター毎の目的を達成したり、明るい場所で長時間過ごすことによって一定値まで回復することが出来る。
SAN値がゼロになると気絶して行動不能となる他、低下中は視界が歪む為に行動が困難となり、発狂状態に陥ると奇声を発するなど怪物に気付かれやすくなってしまう。
武器の存在しない本作では、主人公が身を守る手段は暗闇に身を隠す事のみなので、怪物との遭遇時はSAN値の減少を覚悟で闇の中に身を隠すか、怪物に見つかるリスクを冒して明かりを点けるかの二択を強いられる。
また、燭台などに火を灯す際は火口箱を消費し、携帯用のランタンも時間経過でオイルを消費する為、それら消耗品の適切な回収及び運用も必要となる。
続編
続編、Amnesia: A Machine for Pigsが2013年9月11日に発売された。
こちらではステータスからSAN値がオミットされ、ランタン(懐中電灯)の使用制限も無くなった。
また、インベントリ画面が削除された事で謎解きも簡易化し、よりストーリー性が重視された作品となっている。
A Machine for Pigs あらすじ
遠征先で熱病に倒れ、ロンドンの自宅で眠っていた実業家ムンドゥス。しかし、目を覚ますと彼の息子たちは姿を消し、自宅の地下には巨大な『機械』で構成された地下空間が建造されていた。
「子供は機械の中に攫われた」と語りかけてくる謎の電話に導かれ、地下へと潜入を試みるムンドゥス。しかし、彼は豚の姿をした地下空間の住人達や、『機械』によって引き起こされる黙示録の世界を目の当たりにする。
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt