BEST GUY(ベストガイ)とは、1990年に製作された日本映画である。
概要
航空自衛隊の千歳基地を舞台にした「トップガン」である。以上。
としか言いようがない。もっとも今の日本で「実戦」を扱った映画など作れるはずもなく(アニメ特撮時代劇タイムスリップ等を除く)、このあたりはやむを得ないであろう。しかしF-15イーグルをメインに据えた映画はおそらくこれが世界唯一であり、それだけでも価値がある(と、個人的には思う)。イーグルは実際に空自の機体を撮影しているがソ連機は合成。あと訓練用の標的を曳航するF-1をほんの一瞬だが見ることができる。
実際のBEST GUYは、昭和62年に当時第二航空団の司令だった朝倉範夫空将補が最優秀なファイター・パイロットに与えた称号で、パイロットとして人格、技量などすべての点において優れ、飛行隊の模範となる人間に与えられる。初代のBEST GUYは第201飛行隊の門屋義広一尉、第203飛行隊の藤山恵光一尉。[1]
なお、門屋義広一尉におかれては後に三佐に昇進したが、1999年11月に搭乗していたT-33Aがエンジントラブルにより推力を喪失。同乗の中川二佐と共に機を市街地から逸らすべく奮闘の末殉職されている。誠に痛ましい事故であったが、最期までBEST GUYの称号にふさわしい人格者であった。
関連動画
関連項目
脚注
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