BMW Sports Trophy Team Studieとは、2014年よりSUPER GT、GT300に参戦したチームである。
概要
BMWの専門チューニングショップ「Studie」を経営する鈴木康昭氏が代表を務める。
2008年から2013年までは、初音ミクをメインキャラクターに据えたBMW・Z4でGT300を戦ってきた(2008~2009年はGLADおよびアドバンステップ、2011~2013年まではグッドスマイルレーシングと提携)が、2014年よりBMW JAPANの協力を得て独自エントラントとして参戦を決意、1か国に1チームのみの「BMW Sports Trophy Team」を冠するチームとしてデビューを飾った。
戦歴
2014年
2014年のチーム体制 | ||||
エントラント | BMW Sports Trophy Team Studie 監督:鈴木 康昭 チーフエンジニア:高根 裕一郎 |
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カーナンバー | 7 | カテゴリ | GT300 | |
マシン名 | Studie BMW Z4 | |||
ドライバー | ヨルグ・ミューラー / 荒 聖治 / アウグスト・ファルフス(Rd.6のみ) | |||
ベース車両 | BMW Z4 GT3 | |||
搭載エンジン | 4361cc V型8気筒 自然吸気 | |||
タイヤ | 横浜ゴム |
BMW JAPANの協力を得て結成された1年目のシーズンでありながら、いきなり強力な体制を敷いた。
マシンはBMW Z4 GT3の2014年モデルを使用。カラーリングはBMWのワークスカラーをベースにしている。
スポンサーとして、テディベアのメーカーとしても有名な独シュタイフ社、無限チームのスポンサーでもある森永製菓(ウイダーinゼリー)、高級カメラメーカーの独ライカカメラといった大手企業が参画した。
ドライバーも、BMWのワークスドライバーであるヨルグ・ミューラーと、ル・マン24時間レースを優勝した経験を持つ荒聖治という強力なラインナップを迎えた。さらに鈴鹿1000kmでは、DTMに参戦するアウグスト・ファルフスが第三ドライバーとして起用された。
カーナンバーは、かつてRE雨宮がRX-7にちなんで使用していたNo.7となったが、メンテナンスガレージが当時RE雨宮を担当していたRSファインに由来している。
デビューレースとなった岡山では、予選1回目でトップを獲得、2回目も4番手と上位に顔を出した。決勝でも早さを見せつけて2位表彰台を獲得、BMWユーザーのグッドスマイルレーシングが優勝したことで、BMWの1-2フィニッシュを飾った。その後も第6戦鈴鹿1000kmで、ファルフスの活躍の甲斐もあって3位表彰台に上がる。
第6戦終了時点で、第3戦を除いてすべて入賞、ポイントを重ね、通算で43ポイント、ランキング3位に上がっている。
上位陣の動向次第では、デビュー年でのチャンピオンを飾れる可能性が出てきた。
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