Call of Duty: Modern Warfare3(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3)とは、現代戦を舞台にしたミリタリーFPSゲームである。
CoD:MWシリーズ3作目。
北米では11月8日に発売された。
国内では、2011年11月17日に字幕版が発売された。吹き替え版は同年12月22日に発売。
ローカライズはMW2、BOも担当したスクウェアエニックスが担当する。
概要
Call of Duty:Modern Warfare2(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)の続編。
1000万本クラスのメガヒットを連発したCODシリーズ最新作ということで、FPS界のみならずゲーム業界全体が最も注目しているビッグタイトルの1つ。
前2作に引き続き、現代戦を描く。
『WW3』から文字が反転して『MW3』となる演出の通り、WW3=第三次世界大戦に近似した世界規模の戦争が描かれ、アメリカ・ニューヨークや、イギリス・ロンドンなど世界中の都市などが戦場と化す。
基本的なゲームデザインは前2作を踏襲しており、これに加えてホロサイトと組み合わせ適宜切り替えて使用できるブースター照準など、新たな武器・武装が新たに追加されるほか、キャンペーンでは新たなストーリーが描かれる。
Survival と
Infinity WardとSledgehammer Gamesの共同で開発している(スタッフの大量離脱騒動が起こったものの、開発に支障はなかったとしている)。
尚、マルチプレイはRaven Softwareが担当している。
音楽は、ハンス・ジマーから、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」「ワイルドスピード」など数々のハリウッド映画の楽曲を担当しているブライアン・タイラーに変わっており、世界中の紛争地帯の壮大な雰囲気をダイナミックに盛り上げる。
キャンペーンストーリー
前作「MW2」の直後から始まる。
アフガニスタンでの戦闘でシェパードにナイフで刺突され重症を負ったソープ・マクタビッシュは、プライス大尉やニコライの援護の元、インド北部にある闇医者の隠れ家に運ばれる。
一方、シェパードやマカロフの暗躍によって引き起こされた大規模な戦闘は既に沈静化不可能な域に達していた。
ロシア軍の攻撃はニューヨークにまで達し、デルタフォース所属のフロスト達は、ロシア軍の電波妨害を阻止すべく立ち上がる。
登場人物
シリーズ上の前作「BO」とはうって変わり、今作ではプレイヤーキャラは一部を除き戦闘中に声を発しない。
デルタフォース
米陸軍所属の、対テロ特殊部隊。
今作では、マンハッタン・ウォール街に設置されたロシア軍のジャミング施設を破壊するミッションから登場する。
- フロスト
デルタフォース側の主人公。コールサインはメタル-04。マンハッタンでのロシア軍との戦闘を皮切りに、ヨーロッパへと戦場を移して行く。顔のグラフィックは用意されておらず、ブリーフィング中の顔写真ではマスクを着用している。 - サンドマン
メタル小隊の隊長的存在。コールサインはメタル-01。階級は曹長。フロストとバディを組み、マンハッタンでロシア軍と戦う。 - トラック
黒人の一等軍曹。コールサインはメタル-02。グリンチを茶化すなど陽気な性格。 - グリンチ
一等軍曹。コールサインはメタル-03。選抜射手(マークスマン)なのか、他の隊員はメットを被ってるが彼だけキャップを着用している。他の隊員に比べて短気なようだ。 - オーバーロード
アメリカ中央軍の指揮官。前作MW2ではラミレス達が所属する第75レンジャー連隊を指揮していたが、マンハッタンの作戦以降メタル小隊を指揮していく。直訳すれば『大君主』で、恐らく名前ではなく地位を指した愛称であると思われる。
タスクフォース141残党とその協力者
前作・COD:MW2にて、世界中から追われる身となった多国籍軍精鋭分隊。
前作ラストでシェパードを倒した直後、負傷したソープをつれて、インド北部へと避難するものの、間もなくマカロフの追っ手の襲来を受ける。
- ユーリ
141側主人公その1。タスクフォース側のミッションにおいては、基本的に彼がプレイヤーキャラである。ニコライの仲間で、プライス以上にマカロフを憎んでいるという。指から腕までびっしりと入った刺青が特徴。
ロシア人で元スペツナズ。NPCとして登場するミッションもあり、その際に全身像を確認できる。 - ジョン・プライス
141側主人公その2。MWシリーズを通して最も重要なメインキャラの1人でもある。
世界を混乱に陥れたマカロフを抹殺するため、多勢に無勢の中(マカロフ達だけでなく、アメリカ軍からもその首を狙われている)世界中を転戦する。前作ラストで負傷したのは何もソープだけではなく、彼もかなりのダメージを負った筈なのだが、ピンピンしている。ちなみに彼はInfinity Ward制作のCoDに全て出演している。 - ソープ・マクタビッシュ
『1』『2』のプレイヤーキャラ。今作では、彼を操作することはない。
前作でシェパードを倒したものの、その直前にシェパードにナイフで胸を刺突され、致命傷に近い重傷を負っている。 - ニコライ
1作目以降、ソープやプライスの協力者となった男。今作では物資の提供や脱出支援はもちろん、ハインドでの航空支援やオペレーターなど、タスクフォースの面々を助ける重要な存在となる。 - カマロフ
1作目から登場しているニコライの上官。元ロシア軍の特殊部隊隊長。
現在はタスクフォースを支援する、義勇兵の1人。
SAS
プライスやソープの出身である、英国特殊部隊。SASパートは1ステージしかなく、ファンサービス的な色合いが強い。
- マーカス・バーンズ
SAS側主人公にしてプレイヤーキャラ。階級は軍曹。詳細が殆ど不明で、MWシリーズのプレイヤーキャラの中でも最も素性の知れないキャラの1人。CoD4(MW1)には登場していない。 - ウォールクロフト
CoD4に登場したSAS隊員。階級はバーンズと同じく軍曹。MW1では殆どモブキャラだったが、今作では台詞をたっぷり貰っている。バーンズの相棒的存在。
MW1のギャズやMW2のゴーストも担当した声優が声を当てている(英語版)という強烈な死亡フラグが立っている。 - グリフィン
ウォールクロフト同様、MW1に登場したSAS隊員。階級は伍長。 - ベースプレート
- SAS側の司令官。CoD4に登場したマクミラン先生その人であり、昇進していたらしい。プライスからの愛称は「マック」。
GIGN(フランス国家憲兵隊治安介入部隊)
ロシア政府
ロシア超国家主義者・協力者
- ウラジミール・R・マカロフ
COD:MWシリーズにおいて、大規模紛争を影で引き起こした張本人。前作では若干影が薄かったが、今作では再び舞台へと上がる。毒ガスによるテロを仕掛けたり、大統領の娘を人質にとったりと外道さに磨きがかかっている。
ロシア政府を転覆させ、ヨーロッパ全土をロシア新政府の手中に収めようと画策する。
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関連項目
- Infinity Ward
- アクティビジョン
- スクウェア・エニックス
- FPS
- ゲームのタイトル一覧
- Call of Duty
- Call of Duty 4: Modern Warfare
- Call of Duty: Modern Warfare 2
- ジョン・プライス
- ソープ・マクタビッシュ
- マクミラン大尉
- 2
- 0pt
- ページ番号: 4631952
- リビジョン番号: 2268667
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