Call of Duty: Black Ops Declassifiedとは、2012年12月20日に発売されたFPSである。
Call of Dutyシリーズ最新作で、シリーズで初めてPlayStationVita向けに展開される作品となる。
概要
Treyarchが開発しているCall of Duty:Black Opsと深い関わりのある作品で、同作と、Call of Duty:Black Ops Ⅱとの間にあった出来事を補完する。
同シリーズの裏に存在する機密を解禁(declassified)する意味を持った作品とされる。
国内ではスクウェア・エニックスによってローカライズされた。ローカライズに際し、海外版からの内容変更は殆どなく、日本語字幕が付け足されたのみである。
開発はTreyarchではなく、Vita向けFPSであるRESISTANCE -アメリカ最後の抵抗-の開発経験がある、Nihilistic Software(現:nStigate Games)が担当している。
CoD:BOシリーズのスタッフは主に、ストーリーなどの監修といった形で開発に携わったという。
現在世界で最も人気のあるタイトルといってよいCoDシリーズの一作として大きな期待がかけられたが、メタスコアで33/100という悲惨な点数と共に多くのサイトから酷評され、売り上げも芳しくなかった。
ゲーム内容
操作は、携帯機としては唯一デフォルトでアナログスティックを2本搭載しているという特性を活かして、据え置き機とほとんど変わらない操作を実現している。
RESISTANCE -アメリカ最後の抵抗-の操作をほぼ継承しており、ナイフアタックとグレネードはタッチパネルで、ダッシュは背面タッチパネルによって操作する。
ゲームモードは大きく分けて3つで、キャンペーンモード、ホスタイルモード、マルチプレイ。
- オペレーションモード
キャンペーンモードに相当する。全10ミッションで、すべてオリジナルストーリーである。
CoD:BOから、CoD:BO2の過去編の時代に至るまでの間に、メイソンやウッズが様々な作戦に従事する様子を、CIA工作員の視点から描く。
最後のミッションには、CoD:BO2の敵キャラクターであるラウル・メネンデスが登場する。
CoD:BOの後に起こったとされる「カリュブディス作戦」のほか、「ジョン・トレント」など、CoD:BOで残された謎については全く触れられない。従来のシリーズ作品との大きな違いとして、ミッション途中にチェックポイントがない。また、ムービーやスクリプトによる派手な演出もほとんどない。
クリアしたステージは、タイムアタックに挑戦することもできる。
- マルチプレイ
Wi-fiかアドホック通信を経由した、全8人でのマルチプレイに対応している。
ハードのスペックの限界か、据え置きハード向けの作品に比べると若干マップが狭いものの、従来のシリーズのルールはほぼ継承している。回線が不安定なため高確率でマッチングできないことやプレイ中に回線が途切れることがある。
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関連項目
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