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カペタ

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capeta（カペタ）とは、月刊少年マガジンで連載していた漫画作品である。全32巻。

概要

作者は曽田正人。月刊少年マガジン 2003年 3月号より連載開始、2013年 4月号をもって10年間の連載を終了した。

何をやっても本気になれない少年、カペタこと平勝平太がレーシングカートと出会い、レーサーとしての天賦の才能を開花させていく。

2005年 10月からテレビアニメが放送された。全52話。終盤は原作を追い越してしまい、アニメオリジナルの展開になっている。

ちなみに一応架空の物語ということでメーカー名も架空に置き換えられており、トヨタ→ステラ、ホンダ→AYKとなっている。

登場人物

平勝平太（たいらかっぺいた） - CV:安達直人(小学生編)/豊永利行(中学生編): 主人公。愛称は「カペタ」。
父子家庭であるため父に遠慮し自分の心を抑え、何事にも本気になれず退屈な日々を過ごしていた。
しかし、レーシングカートに出会い心を動かされ、カートレース、そしてフォーミュラの世界に飛び込んでいく。
連載開始時は小学4年生だったが、連載途中で中学生になった。最終的には高校 1年生の16歳になる。
源奈臣（みなもとなおみ） - CV:内藤玲: カペタの最大のライバルにして目標。F1 ドライバーとなるべく英才教育を受けたエリート。カペタの1つ年上。
カペタの才能の片鱗を目の当たりにし、その走りに心を揺さぶられる。しかし、その立場上戦う舞台は常にカペタの先を行っており、直接対決の機会は最終場面までに数えるほどしか無い。
鈴木茂波（すずきもなみ）- CV:宮本侑芽(小学生編)/菊地美香(中学生編): カペタの幼馴染でクラスメイト。カペタとは家族ぐるみの付き合い。気の強い女の子で、レース以外は引っ込み思案なカペタをグイグイ引っ張る役目。
やがて成長してからもカペタとは男女の関係にはならず、あくまで親友であり自称「チーム・カペタ」のリーダーとして行動している。そして、源に想いを抱くようになり、個人的には彼を応援するようになる。
安藤信（あんどうのぶ）- CV:滝原祐太(小学生編)/喜安浩平(中学生編): カペタの同級生。茂波の事が気になるせいで、いつもカペタに絡んでいた。やがてカペタがレースに目覚めると、「チーム・カペタ」の一員としてカペタを支えることに心血を注ぐ事になる。あと、解説役。
志波リョウ（しば-）- CV:前田剛: カートショップの御曹司。中学生編のカートレースや、フォーミュラ・ステラ編での直接のライバルとなる。一見ジャニタレ風イケメン顔だが、実は表裏のない性格。
秦紀子（はたのりこ） - CV:齊藤真紀: フォーミュラ・ステラ編から登場。かつての名ドライバーを父に持つ、現役女子高生フォーミュラ・ステラドライバー。幼い頃からカートでレースの世界に入っていたため、女の子らしいことが苦手。やがてカペタのことが気になるようになっていく。
ミッコ・アホネン: フィンランド人ドライバー。フォーミュラ・ステラ編で源と直接タイトルを争う存在。若いにもかかわらずスキンヘッドで、源を見つめる目が少し妖しい。
新河英樹（しんかわひでき） - CV:細見大輔: 現役の日本人トップドライバー。フォーミュラニッポンで2回、スーパーGTで1回タイトルを獲得。カペタたち若いドライバーの成長を期待し、見守る存在。ちなみに独身で、昔のF1 ドライバーの姿に憧れを持つため「良いドライバーには美女が側にいるべき」が信条。そんなわけで常に茂波が側にいるカペタには好印象を持っている。
金田彬（かねだあきら）: AYKレーシング所属のF3 ドライバー。同チームの最若手であり、F3編におけるカペタの直接のライバルとなる。