DiGiTAL WiNGとは、主に東方Projectの二次創作を手がける同人音楽サークルである。また、その頒布作品第1弾のタイトルである。
概要
2011年12月のコミックマーケット81(C81)より活動を開始、ユーロビートやレイヴサウンド、R&B HOUSEやジュリアナテクノといったジャンルの楽曲製作を行っているサークル。最初の作品「DiGiTAL WiNG」を発表して以来次々に作品を頒布している。
主に頒布場所はコミックマーケット、博霊神社例大祭、M3。今後東方紅楼夢やその他イベントでの新作発表があるかは不明。また、委託は各同人ショップにされているようだ。
アレンジの色としては先述した通り、90年代のいい意味で古臭いような懐かしい様なものを意識したものが多い。同人活動暦は浅いものの音楽に携わっている期間は長いようで、確かな実力があり聴く者を楽しませる力は十二分。
公式サイトに記載されているデータを参照すると、現在正式にメンバー加入しているのは8名。一部を公式サイトより抜粋して掲載する。
katsu(代表/ コンポーズ / アレンジ / DJ)
頼れる強モテ系代表
多彩なアレンジと統率力でDiGiTAL WiNGを引っ張る傍ら、
RAVER’S NESTのオーガナイザーとして、その才能を鬼のように発揮。
時に厳しく、時にはっちゃける、DiGiTAL WiNGの番長的な存在。
雨宿どみ乃(ぱふぉーまー)
DiGiTAL WiNG、A-Oneライブでのパフォーマンスをはじめ、
ダンス振付やDiGiTAL WiNGの衣装スタイリングを手掛ける。
RAVER’S NEST「生チャン」では、天然系司会として活躍中。
雨宿ゆび(こーでぃねーたー)
主にブログ更新や雑務を担当。どみ乃の実妹。
楽しく、同人活動全般を勉強中である。
peЯoco.(ヴォーカル)
同人活動は始めたばかり、ということを感じさせないやる気と明るさこそが、
彼女の最大の武器(ウェポン)である。
桃箱(ヴォーカル)
彼女の持つ独特のロリボイスは、ヲタはもちろん、リア充、おじいちゃん、おばあちゃんをも惹きつける。
今後、このロリボイスがどのように料理されていくかが楽しみである。
たーちん(DJ)
RAVER’S NESTの会場としてお馴染みの
「MAHARAJA六本木」を縄張りにDJ活動を行っている輩(ヤカラ)。
DJとしては代表katsuの後輩にあたる。
とっくん(ぱふぉーまー)
2012年夏に行われた「幽閉樂祭」にて、持ち前のダンス力を見せつけるとともに、
華々しいデビューを飾る。
キレの良いのダンスは、アメリカ人、
中国人、さらにトンガ人やサモア人までもを魅了する程と言われている。
LIBER-TOMO(ぱふぉーまー)
キレの良いパフォーマンスを武器に、DiGITAL WiNGのステージはもちろん、とっくんと共にA-Oneのダンサーとして男らしいキレのあるダンスを披露。時にはアレンジをもこなすマルチな才能を持つ。
以上8名が公式サイト記載のメンバー。しかし、同じ東方同人音楽サークル「Halozy」代表のすみじゅん氏もサウンドディレクターとして参加しているとの情報もある。また、ニコニコ動画にて歌い手として活躍中のえろたん氏(ニコニコ名義はH+ero)が「RAVER'S NEST『生』チャン!」で加入を表明したりC84頒布の「デジハロNEXUS」より楽曲製作に携わっているので10名ほどのサークルかと思われる。さらに、正式加入でなくとも頻繁にヴォーカルでは「ななひら」「花たん」「坂上なち」「3L」等多数の人が参加している。
同サークルにおいて目玉となるのは、すべてのCDに1曲ずつ入っている「WiNG」シリーズ。最初の頒布CD「DiGiTAL WiNG」に収録の「GOD WiNG(Vocal:うさ Arrange:Katsu Lyrics:アサヒ)」を始めとしてその後1枚につき1曲ずつ収録。毎回違う曲風に仕上げているのでこれだけをプレイリストに固めて回しても楽しめるかもしれない。その他については公式サイトを閲覧するといいだろう。
そしてその「WiNGシリーズ」収録の路線とは一線を画す頒布物が存在する。「Juliana's TOHO」シリーズである。こちらは90年代を全開に押し出してくるRAVEサウンドの塊のようなCD。参加製作者は「Katsu(DiGiTAL WiNG)」「sumijun(Halozy)」「ELEMENTAS(A-One)」「REDALiCE(ALiCE'S EMOTiON)」「Masayoshi Minoshima(Alstroemeria Records)」「DJ Command(秋葉工房)」「FN2」という筆舌に尽くし難い面子。
即売会では
即売会においては単独、もしくはA-One、DiGiTAL WiNG、Halozyの3サークルで合同を組むことが多い(例大祭やコミケ等の大規模即売会)。さらにはNJK Recordと合同を組むこともあるが、最近にじかわPが新譜をださな・・・(ピチューン
3サークルともに新譜と同時に旧譜も数をそろえている場合が多い。「いきなり新譜買うのはちょっと・・・」という人も一度足を運んではいかがだろう。ベストアルバムもリリースしているので、そちらを手に取ると無難。
また上記3サークルは、ショップに委託しない会場限定CDもしばしば頒布する。内容はノンストップ収録の新譜のエクステンドver(1曲ずつ)や、ボーカルデータの入っていないインスト版等。無くても支障は無いが過去に会場限定だったものが再頒布されたという経歴は無く、まさにファン垂涎の品。
売り子スタッフをしている人もほぼサークルの中の人なので、挨拶や質問やサインの申し入れ等も気軽に受けてくれるだろう。(もちろん時間等はきっちりと落ち着いた頃をみて、断られても非はないので無理強いはしないように。)基本的には購買者やファンを大事にしてくれる方々なのでよほど迷惑をかけたり失礼なことをしない限りきっといい関係になれると思われる。あまりに気さくに接してもらえるので、後続が居ないか、撤収や頒布の迷惑になっていないかこちら側で一層の注意が必要なほど。
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関連項目
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